おこげが嫌われる5つの理由
恋するゲイタウン“新宿2丁目”基本のキ
女のコも楽しめる?
新宿2丁目ってどんな街?
同性愛者の街として有名な新宿2丁目。個性溢れる数多くのゲイバーが密集しており、夜8時を過ぎると、メインストリートである仲通りを中心に、ゲイカップルが集まってくる。お店では、ゲイバーならではのノリと、ママたちのちょっぴり毒の入った辛口トーク、愛情たっぷりのお言葉に、ゲイカップルはもとより、最近増加傾向にある女性客たちの心を掴む。また、お店のスタッフだけではなく、お客同士の活発なコミュニケーションもゲイバーの魅力のひとつ。明るく自由な雰囲気に満ち溢れたこの街には、自由を求めて多くの人々が集まってくる。
http://www.u-side.jp/las/39/p3.html
どれどれ~と見ているうちに激しく嫌悪感をモヨオしてきた。
おえ~。
(二日酔いによる胃もたれとかでは決してない)
私は、そもそもおこげ(ゲイと遊ぶのが好きな女性)が苦手。もちろんおこげ全員ではなく、ある特性を兼ね備えた一部のおこげが好きじゃない。
こうやって書いてしまうのは、多分政治的には正しくないんだろうし、「ゲイの親友」を持つことがトレンディーだというような流れにも逆らっているかもしれない。
こんな物言いは世間様の同意は得られないんだろうな~と思いながらも、この胸のムカつきの理由を自分でもはっきりさせたいので、その理由をちょっと考えてみた。
というわけで行きます!
「おこげがレズに(ていうか私に)嫌われる5つの理由」
●おこげ女性のいう「同性愛」にはレズビアンは含まれていない
おこげは、ゲイや二丁目について語るのが好きな子がおおいが、その二丁目論とか、同性愛論を見てると、そこから見事にレズビアンという存在が欠落していることが多い。
上の特集だってそうだ。
二丁目が同性愛者の街として♂♂マークがついてるけど、レズビアンの存在については華麗にスルー。あの…同性愛っていう言葉にはレズビアンも含まれてるし、新宿二丁目はレズビアンの街でもあるんですが?
新宿二丁目を取り上げていながら、その側面を完全に無視するっていうのは、やっぱり、なんていうか、現実を見てないっていうか、ていうか別に見たくないっていうか、ファンタジーとして都合がいい「新宿二丁目」を楽しんでいる感じなの。
●「俺を楽しませろ」という姿勢がイヤ
二丁目はノンケたちを楽しませるためのテーマーパークじゃないのよ?
こでリアルに出会いを探したり、泣いたり笑ったり…そこで人生を本気(マジ)に生きてる同性愛者達がいるってことを、ノンケの物見遊山客たちは分ってるのかしら?
新宿二丁目というと、陽気でオネエで毒舌なオカマたちが、ノンケ女たちを楽しませてくれるって勘違いしてるバカも多そうだけど、二丁目はディズニーランドじゃないのよ!
ゲイだってイケメンもいればブサもいる。面白いオネエもいれば、女嫌いでろくに目を合わせてくれないような野郎もいる。ましてや、レズビアンなんて、まともに会話が成立する相手を探すのに一苦労するくらい!教養も話術もユーモアもない人間が一杯いるのよ(泣)
それなのに、二丁目=面白さと短絡的にとらえ、「レズビアンの子は面白くないからレズビアンバーには行かない」とかさくっと言ってのけちゃえるのがすっごくイヤ!
二丁目文化を一緒に作り上げて行こうという気がなくて、二丁目のゲイ文化の面白いとこだけ味わおうとするその傲慢な姿勢が嫌なの。
なんか、相手に奉仕する気がまったくなくて、寝転んでるマグロネコって感じね。美しくないわ!
●我が者顔で二丁目に出入りするのがウザい
昔、二丁目のイベント行ったんだけどさ。それはゲイイベントというより、どっちかというとミックスのイベント。もちろん、一番多いのは男で、もうもみくしゃにされて大変だったんだけど、一番驚いたのは、おこげの存在感!彼らはでっかい声で(おねえしゃべり)まくしたて、盛り上がっていたわ。
うるさいし、つば飛ばすし、酔っぱらってよろけてぶつかってくるし…ってこれも全部個別な経験にすぎないから、言いがかりっぽいわね。
何がいいたいのかっていうと、なんでわざわざゲイイベントに来て我が者顔をしているの?ってことなのよ。いや、別に来てもいいのよ。最近のゲイ・イベントだと戦略的におこげ層をターゲティングして金を搾取しようとしてるらしきものも見かけるしね。
いいんだけど、なんで、ノンケがわざわざ二丁目に来て、デカい顔をするの?
でもさ、ノンケの皆さんには、もうこの広ーい世の中が全部あるじゃん。
あなたたちは、もう既に世界の支配者じゃないですかぁ。
なんで、わざわざ二丁目まで来るの?
(あ、何?ノンケの夜遊びってそんなにつまんないわけw?)
いや、別に、来てもいいけどさ、そんな、飲んだくれて突き飛ばしてこなくてもいいじゃん。
もう少しこう…たまには、マイノリティの気持ちを感じてみておとなしくしたら?とかたまに思う訳。
●腐ってもノンケ。友情の皮をかぶったその性欲がキモいのよ!
おこげって結局イケメンのゲイが好き。(不細工なゲイには結局おこげもつかないでしょ?)その裏には結局無意識の恋愛感情というか性欲が潜んでいることがほとんどだと私は思うわ。実際そういう例をいくつも見ているし。
そのあげく、「恋したオトコはゲイだった…」とかいって悲劇のヒロイン気取り。
はっ!片腹痛いわ!!!
そこまでいかないでも、結局綺麗な男とつるめて喜んでるおこげっていうのは、どこかでゲイに対する無意識の恋愛感情があると思うのよ。レズ好き男がどんなにキレイごとをいってもどこかで「まざりたい」とか思ってるのと同様にね。
そういう、ノンケ女の隠れたメスの性欲みたいのが、客観的にみると浮き彫りになっててキモいのよ!
●他人のふんどしで相撲取ってるのがダサい
おこげの自意識って、その大部分を「ゲイの親友がいるアタシ」「同性愛を理解してるアタシ」みたいなとこが占めてたりする。そんでもって、「ゲイの理解を広めたい」なんていうありがたい目標とかを持っていらっしゃっていて、映画祭やパレードにせっせと出席率がいいのもこういうおこげにありがち。
でもさ、私は、ゲイのためのイベントで嬉しそうにはしゃぎ、デカい顔をしてるノンケを見ると、「アンタ自身のアイデンティティってどこにあんの?」と問いつめたくなることが多々あるのよ。
ゲイに対して肯定的な意見を持ってくださって、ゲイ・イベントで張り切って下さるのは素晴らしいことだし、嬉しいけど、それって「黒人解放運動に熱心なアジア人」とかと同じくらい「なんか変」よ?
多様性のある社会とか口走るなら、同じく同性愛のお仲間であるレズビアンとか、トランスなどの他のセクシャルマイノリティについても、もうちょっと興味とか知識を持ってくださると嬉しいです。そうしたら、(ああこの人は本当にセクシャリティの多様性が可視化されることに情熱を持ってるんだなー)って思えるからさ。そういう人がゲイコミュニティで活動しているのは納得できるわ。
でも、単にイケメンのゲイとつるむことだけに夢中なくせに、同性愛って…とかセクシャルって多様だからとか偉そうなこと語ってるの見るとムカッ腹立つのよ。言いがかりっぽく聞こえるかもしれないけど。
ほら、「外国人の権利を!」とか主張してる女が実は、白人が好きなだけで、黒人とかには鼻くそいかの扱いしかしてなかったら(結局お前白人が好きなだけやんけ)ってつっこみたくなるでしょ。それと一緒よ。
…こんなところでしょうか。
まあ、一言でまとめると「同性愛に理解あるフリして、セクシャル・マイノリティに対しての真の配慮がない人は嫌い」ってことになるんだけどね。なんてミもフタもない結論。
別に二丁目はセクシャルマイノリティだけの街ではないし、ノンケが二丁目来るのは全然かまわないけど(二丁目の活性化にもつながるだろうしネ)、その我が者顔をやめてほしいわ。新宿二丁目はあなたたちを楽しませるために存在する訳じゃないし、ゲイが皆オネエで面白い訳でもないんだからさ。
…はい、今回のエントリーもかなり人によっては不愉快な気持ちになったことでしょう。ごめんね。すみません。特に、仲のよいおこげ友達がいるゲイの子とかね。おこげさん本人が読んでムカっとしたらすみません(><)
繰り返し書きますが、全てのおこげが上に当てはまるわけではない。
それはよーく理解しています。
多分、私がこのエントリーで言いたいことのエッセンスはサイードのオリエンタリズム。これにつきます。
1つ例を挙げると、外国人が「オー!ジャパン好きね!素晴らしい国ね!サムライ!ミシマ!クロサワ!うつくしーね!ゲイシャ!ワタシさゆり、みましたね!ヤマトナデシコ控えめで、男性につくす。キョウトハラジュクファクしたいある。ワタシ、ジャパン大好きあるね!ブルース・リー!あちょちょちょー」っていいながら待塊(←サムライダマシイのつもり)とかそういうTATTOOを見せてきた時に感じるそこはかとない感覚。
あんた、日本びいきなふりして、本当の日本なんて全然知らないし、理解してないし、理解しようともしてないじゃん。かってに自分の頭の中でだけ作り上げたステロタイプであんたにとって受け入れやすい「日本像」を愛してるだけじゃん。みたいな。そういうのをフィクションとして楽しむのは結構だけど、それをみて不愉快になる当事者がいるのは当然でしょ?
そして、「ワタシは、あなたが言うようなおこげとは違いますッ!」というおこげさん。
素晴らしい!ぱちぱちぱち
あなたのような素敵なおこげさんがもっと増えてくれることを願います。
(※ご批判を頂き、腐女子がらみの記述などを一部修正いたしました。いろいろ「書き方」についてもご意見を頂き、考えたのですが、こちらはこのエントリについては、こういう芸風で書いたものですから、そのままにしました。また改めて書きたいと思います。2009年11月)
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