今回は、「家族との時間にスマホを見続けてギクシャクしてしまう問題」への対抗策を少しまとめてみたいと思います。
ブロガーとして活動を始めてから、本当に多くの友人ができました。
そのほとんどは、首都圏であったり関西であったり遠い地方の友人たち。一度も直接お会いしたことがないのに、お互いの好みはとてもよく知っている、という友人もたくさんいます。
この「人との出会い」こそが、ブログの最大の魅力だと私は思うんですが、その分、スマホやPCに触れている時間が増えます。FacebookやTwitter、SlackにChatwork、スマホを開けば常に友人の誰かが何かをしています。
けれど、私には大事な家族がいます。
妻と子供から見たら、私がスマホやPCを通じてやり取りをしている友人たちは「知らない人たち」です。
私が家族を放ったらかしてスマホとにらめっこしていたら、やっぱりいい気分はしないですよね。
「スマホばっかり見てないでよー」と言われたこともありますし、気をつけている今でもたまに言われます。
それでも言われる回数はだいぶ減りました。
スマホの見過ぎが原因で家庭がギクシャクしないよう、私がしている工夫をまとめてみましょう。
カバーは開くタイプ(ハードルを上げる)
「スマホを見ないように努力する」なんてことはしません。だって無理だから。
自分の意志力で変えられるくらいなら、すでに変わっているはずです。
それで変えられないから工夫で乗り切ろうとしているわけで。
実は、最近地味に効果があったのは、スマホにつけるカバーを開くタイプに変えたこと。こんなやつですね。
本当はパカっと開くよりも、背面だけを覆うタイプのほうが、スマホの画面がパッと見れて便利だと思っています。
けれど、カバーを開くタイプにしておくと、画面を見るまでにワンクッション置けます。
このワンクッションの力がバカにならないんです。
私が使っているのはマグネットで止めるタイプなんですが、マグネットを外すときに一瞬手が止まります。今スマホ見ても大丈夫なタイミングかなーって。
最初から「スマホを開くハードルを上げるためにこのケースにしよう!」なんて考えたわけじゃなく、ケースを変えてみたら、あれ、ちょっとスマホ開く時間減ってるかも、と後から気づいた「偶然の産物」なんですけどね(笑)
意識的にやるなら、iPhoneの場合「あえてTouch IDを設定しない」という荒業も。毎回パスワードを入力するのは面倒くさいですが、あえて面倒くさくすることで「意識する」よりもよっぽど止めたい習慣に歯止めをかけることができます。
もう少し一般化すると、
- 意志力に頼らず環境をちょっとだけ変える
- 習慣化したいものは面倒くさいと感じる要素を無くす
- 止めたい習慣はわざと面倒くさくする
これは、『幸福優位7つの法則』の「20秒ルール」で学んだ習慣化のコツです。
SNS制限(Not to doを決める)
また、家族の前でスマホを使うときのマイルールとして、SNSへの返信はしません。
FacebookもTwitterも、家族の前では開きません。
通知があれば、どんなメッセージが来ているかのチェックだけ。
どうしてもその場で返す必要があれば返信しますが、基本は夜にPCからまとめてお返事を書いています。
もう少し一般化すると、「Not to doを決める」ということになります。
来たメッセージをチェックするだけなら、一瞬で終わるので、さほど問題にはなりません。
何をしているのか、ちゃんと伝える
それでも、どうしてもスマホを触りたいときがあります。
それは「アイデアが降りてきたとき」です。
すぐにメモしておかないとすぐに消え去ってしまうので、一刻も早くメモしたくなります。
そんなときには、「ごめん、ちょっとメモだけさせて」と正直に伝えるようにしています。
やっぱり「何してるんだろう」と思われてしまうと不穏な空気が漂いますからね。何をしているのかをちゃんと伝えていれば、大抵のことは「うん、いいよー」で終わるはずです。
以上、スマホで喧嘩にならないための3つの工夫でした。
- スマホを開くのにワンクッション設ける
- 家族の前でしないことを決める
- 何をしているのかをきちんと伝える
家庭と仕事だけじゃなくて、家庭と仕事とブロガーとしての自分なので、バランスは難しいですけど、工夫で乗り切っていきたいですねー!
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