社会人になって10年ぐらい経って、紆余曲折ありました。正社員もアルバイトも派遣社員も経験したし、様々な本を読んできました。
その中で、やはり人生が上手くいく人いかない人ってある程度の「法則」があると思います。ただ、上手くいく人に関しては巷で「人生が上手くいく◯個の方法」みたいなのが沢山あるので、今回は逆に
・人生を楽しむために「してはいけないこと」
について、考えてみました。もし、自分の人生がパッとしていないとか、イケてないなと思う人は、ここから先に書かれている特徴と真逆のことをすれば、きっと上手くいくのではないでしょうか。多分。
その1:読書をしないこと
よく「成功者=読書する」と言われます。10年前の学生だった時代は「んなわけあるかい」と思っていましたが、実際その通り。本を読んでも確実に成功するとは言えませんが、今まで僕が出会った人で反面教師にしたいぐらいパッとしない人というのは、ほとんど全員本を読まない人でした。
一番ひどいな…と思ったのは、車のダッシュボードに本が置かれていたので「読書するんですね!」と言ったら「そこに本置いてあると知的に見えそうだから置いてるだけwww」と言われたこと。おかげで、その人は僕の中で反面教師にしたい人ナンバー1となっています。
また、読書をしない人は語彙が少ない。ゆえに自分の感情や思想を上手く言葉にできないし、他人との話も咬み合わない。やっぱり読書は大事ですよ。
その2:群れて行動すること
2社目の正社員時代に同僚が20人ぐらいいたのですが、見事に皆群れる人ばかりでした。新人研修の時点で群れまくっていてウンザリ。さすがに連れションはなかったけど、昼食に行く時とか、仕事終わりに飲みに行くとか、見事なまでに団体行動(笑)
群れることの何がいけないって、行動が遅くなるんですよね。特に「一番遅い人に合わせないといけない」状態になるじゃないですか。大人数での飲み会とかそうですよね。もの凄い時間のムダだと思っています。
あと時間のムダの他に、群れた人々が話す内容って大体「その場にいない人の悪口」じゃないですか。オバサンたちがお昼時にファミレスに集まって話す内容とかもそうですよね?かつては僕も群れていたからよく分かります。超ダサい。
その3:周囲と同じ行動をしていること
その2とかぶる部分もありますが、コレもパッとしない人生になってしまう特徴だと思います。働きはじめてから、日本ってとにかく「みんなと同じ」ことが求められる国だと感じています。以前も話題になりましたが、就活生がみんな一律で同じ格好が求められるのって違和感がありません?
もちろん僕も黒髪・リクルートスーツ・黒カバンで就活をした時期がありました。当時はまだ世の中に対してそういう疑問を持っていなくて、とりあえず周りがそうしているから。という感覚でした。しかし、いざ客観的に考えてみるとやっぱり違和感がある。
同じ格好でいることについて、明確なメリットってあるのでしょうか?
就活以外でも、例えば周りが帰らないから仕事が残っているふりをするとか。周りが結婚しているから自分もしたいとか。実際僕の知り合いに「周りが結婚しているから自分も結婚したけど、今さら後悔している」という人がいましたし。
こういう人を見ていると、日本人ってとことん主体的じゃないなと思います。恐らく、周りに合わせることが日本の「常識」になっているから、そうするんでしょうね。
常識に合わせている限り、人生は楽しめない
僕は、常識というものは「疑う」ものだと思っています。一見すると常識に合わせることはとても良いことのように感じますが、常識を鵜呑みにすると1つ危険なことがあります。それは、
思考停止してしまう
ということです。僕も元々は常識が全てだ!という人間でしたが、よくよく振り返ってみると当時は本当に何も考えていなくて、あのまま来ていたら悲惨な人生になっていただろうなー…と背筋が凍ります。
マイノリティはマイノリティでしんどい部分もありますが、群れたヒツジたちの1匹よりは、マイノリティでもライオンの1頭として生きた方が絶対に楽しい。まさに今はそう考えることができています。