「人気ブロガーになりたい!」「この人は人気ブロガーだ」このような言葉を聞いていると「人気ブロガーってなんだろう?」と細分化できないようなことを無理に細分化しようとする悪癖が頭をもたげる...
「人気ブロガー」をGoogleで検索してみる
ブログ関連のこと、しかも漠然としたテーマであるから、案外Google先生に聞いて出てきた答えがしっくりハマるかと考えた。で、結果は以下の通り。
1位:アメブロ
2位:アメブロ
3位:アメブロ
という結果になった。
まぁ納得はいく。世間一般でいうところの「人気」というのはつまり芸能人のソレを指しているのだろう。人気芸能人が名を連ねる、お化けのような読者数とアクセス数を弾き出すアメブロがTOPに躍り出ても不思議ではない。
とりあえず検索して答えを導きだそうとする流れは、ここですっぱりと断ちたい。検索上位3サイトがアメブロ独占状態、これを見事に打ち破って僕の記事を上位にねじ込みたいという野望も生まれたが、これはまた別のお話だね。
広辞苑で「人気」を引く
世間一般の気うけ。評判。
広辞苑第5版より
これも解りきったことではあったが、しっかりとここで定義づけておけたのは意義があると思う。なお、ブロガーはご存知「ブロガー」であるわけだから、これを足すと「世間一般でウケている、評判のブロガー」ということになる。
キーとなるのは「世間一般」であろうね。いくら自分の中で「彼はキテるよ!」なんて推したところで、それが世間では何の認知もされていなく「誰それ?」状態であれば「人気ブロガー」とは言えないということ。ここは納得して頂かねばならない。
その時の勢いや平均値次第?
世間一般の「ウケ」基準、ことブログにおいてはその時々で変化があると思われる。端的にいえば10年前の人気と現在の人気はイコールじゃないということ。月1万PVというのが人気の指標であった時代もあれば、現在ではそんな新人は珍しくもなく、これで人気と呼ぶには無理があるのではないか。また、インターネット(ブログ閲覧)人口にも左右されるだろう。
国勢調査のように「ブロガー調査」なるものがあって、ブログの運営状況を事細かに調査し、それをビッグデータ化したものでも公開されれば、「これが人気の指標だ」って堂々と言えるのだろうけど、そんなものがあるわけない。ブロガーとしては是非ともやってほしいけど、社会全体で見ればどう考えてもマイナーなので「やってよ」とは声を大にして言えない。
僕の中の「人気ブロガー」を各指標で見る
PV
月30万PV以上
片手間に辿り着ける数字じゃない。それは4か月ブログを運営していても感じる。少なくとも1年はコンスタントにブログを続けないと、この結果は出ないように思われる。しかも無思考じゃ駄目で、いかにして見られるブログであるかというのを考える必要があるだろう。1年で皆が辿り着ける領域ではない。
収益
月10万円以上
これはブログ暦に関係ないらしいけど、それでもこの結果を出せる人は凄いなって思う。ブログを楽しく運営するというより、収益をいかにして得るかを主眼として活動しないと、なかなか辿り着ける領域ではないのでは。
読者数
2000人以上(feedly含む)
これまた凄い。読者数が増えるということは、すくなからず誰かの心に響くような内容を書かねばならない。ペラペラの意味不明な記事の購読者になろうとは誰も思わないはずである。ここは金字塔だろう。
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以上のような結果となった。
世間との擦り合わせ等は一切なし、あくまでも僕の中での基準。これを越えている人は「ひとかどのブロガー」「人気ブロガー」として判断するだろう。あえて数字を出したのは「抽象的であり議論できない」なんて言ってたら無粋だし、記事にならないから。今回は、あえて数字化した。
相手がどんなブロガーさんであろうと、へりくだることも見下すことも、無意識下においてもしたくはないね。同じ人間として接したい。だから基本的に相手に対して「月にどれくらいPVあるの?」「ここだけの話、月にどれくらい稼いでる?」なんてことは滅多に聞かない。自分から縦の関係を作り出す必要もないからね。
ちなみに聞かれたら答えるのがポリシーだけど、正直それについてはあまり気持ちの良いものではない。相手は僕と水平に関わろうとしていないのかなって思っちゃうから。何らかのデータ収集だとか、参考までに...っていうのであればまた別の話だけど。
「人気ブロガー」に思うこと
なったらなったで苦労は多そう。なんせ世間一般のイメージがあるだけに憧憬を抱かれることは日常だろうけど、その裏側にある苦労というのを察すると、手放しで自分がなりたいとは思えない。現段階でも、影の部分は多少見え隠れしている(笑)
しかしながら、自分の好きなことや好きなコンテンツで、ある程度の形となるような結果を出せるということは喜びにほかならない。種々のデメリットを鑑みてもそれを得たいという気持ちがあるからこそ、こうやってキーボードを叩いているというのもある。
まー今回はっきりさせておいて良かった部分は、「人気というのは相対的なものなんだよ」ということだね。各自の判断において誰かを名指しで「人気者」として認定し、それを世間にも「そうだよね」と納得させたいのであれば、それなりの実績(数字
が必要ということ。
人気ブロガーか。う~ん、とりあえず頑張って、振り返ったらそれなりの人気が出ている。これが理想のパターンなんじゃないかなぁ。なろうと頑張れば、そこには間違いなく《消耗》が待っているような気がしてならない。
終わり