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ベルリン映画祭 金熊賞に難民問題描いた作品
2月21日 6時08分

世界3大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭で各部門の受賞作が発表され、コンペティション部門では、イタリア南部の島を舞台に深刻化する難民の問題を描いた作品が、最高賞にあたる金熊賞を受賞しました。
今月11日に開幕したベルリン国際映画祭は20日、各部門の受賞作品が発表されました。このうち18の作品がノミネートされていたコンペティション部門では、大勢の難民たちが押し寄せて混乱が深刻化する、イタリア南部のランペドゥーザ島の現状を描いたドキュメンタリー映画が、最高賞の金熊賞を受賞しました。
また、25の作品が審査対象となった短編映画部門では、少数民族「ロマ」の人たちの問題を扱ったポルトガルの映画が金熊賞を受賞し、日本の泉原昭人監督のアニメーション映画、「Vita Lakamaya」の受賞はなりませんでした。
一方、幅広い作品を集めたパノラマ部門では、東日本大震災後の福島県を舞台にしたドイツ人監督の映画で、俳優の桃井かおりさんが出演した「フクシマ・モナムール」が、国際芸術映画評論連盟賞など2つの賞を受賞し、高い評価を受けていました。

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