米大統領選 民主党ネバダ州党員集会は接戦に

2月21日 6時55分

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アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びで、民主党では第３戦となる西部ネバダ州の党員集会が、日本時間の２１日午前４時から行われ、クリントン前国務長官とサンダース上院議員が激しく競り合い、接戦となっています。

ネバダ州ではことし１１月の大統領選挙に向けて、民主党の候補者を選ぶ党員集会が現地時間の２０日午前１１時（日本時間２１日午前４時）から各地で行われ、現在集計が続いています。
アメリカメディアによりますと、集計率４９．５％の時点で、女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官が５１．７％の支持を獲得したのに対し、格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員が４８．２％で激しく競り合い、接戦となっています。
民主党の候補者選びでは、クリントン氏が初戦の中西部アイオワ州を僅差で制しましたが、第２戦の東部ニューハンプシャー州ではサンダース氏が圧勝しました。
今回のネバダ州は、白人の有権者が多いアイオワ州やニューハンプシャー州と異なり、ヒスパニック系住民の動向が勝敗の鍵を握るとされていて、どちらが勝利して今後の選挙戦に弾みをつけるのか関心が集まっています。
一方、共和党の第３戦となる南部サウスカロライナ州の予備選挙は、日本時間の２０日夜から投票が行われています。開票は、日本時間の２１日午前９時から始まる予定で、過激な発言を繰り返すトランプ氏が、第２戦に続き勝利するのかどうかが焦点です。