高億翔
2016年2月21日05時14分
白いまわし姿の男性たちが、福を呼ぶとされる木の棒「宝木(しんぎ)」を奪い合う裸祭り「西大寺会陽(さいだいじえよう)」が20日、岡山市東区の西大寺観音院であった。
午後10時前、境内の明かりが消され、本堂の御福窓から1対になった宝木が投下された。体から湯気を発した約1万人(主催者発表)の男性たちが一斉に宝木に向かってなだれ込んだ。宝木を手にし、境内を出た男性が「福男」になる。
室町時代の1510年に始まった西大寺会陽は今年1月、国の重要無形民俗文化財に指定されることが決まった。(高億翔)
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