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米大統領選 共和党のサウスカロライナ州予備選始まる2月20日 21時18分
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アメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びの第3戦となる、南部サウスカロライナ州の予備選挙が日本時間の20日夜に始まり、投票が行われています。過激な発言で批判を浴びるトランプ氏が、第2戦に続き勝利するのかどうかが焦点です。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けた、野党・共和党の候補者選びの第3戦となる、南部サウスカロライナ州の予備選挙は、現地時間の20日午前7時(日本時間20日午後9時)から投票が行われています。
このうち州都コロンビアの中学校に設けられた投票所では、有権者が次々と訪れ、1票を投じていました。投票を終えた女性は「不動産王のトランプ氏に投票しました。アメリカの政治には大きな改革が必要だと思います」と話していました。また、金融関係の仕事をしているという男性は「ルビオ上院議員に票を投じました。もっとも好ましい候補だからです」と話していました。
共和党の候補者選びはこれまでのところ、初戦のアイオワ州は保守強硬派のクルーズ上院議員が、また第2戦のニューハンプシャー州はトランプ氏が、それぞれ勝利しました。サウスカロライナ州で行われた事前の世論調査では、候補者6人の中でトランプ氏の支持率がもっとも高くなっていて、前回に続いて、トランプ氏が勝利するのかどうかが焦点です。
このうち州都コロンビアの中学校に設けられた投票所では、有権者が次々と訪れ、1票を投じていました。投票を終えた女性は「不動産王のトランプ氏に投票しました。アメリカの政治には大きな改革が必要だと思います」と話していました。また、金融関係の仕事をしているという男性は「ルビオ上院議員に票を投じました。もっとも好ましい候補だからです」と話していました。
共和党の候補者選びはこれまでのところ、初戦のアイオワ州は保守強硬派のクルーズ上院議員が、また第2戦のニューハンプシャー州はトランプ氏が、それぞれ勝利しました。サウスカロライナ州で行われた事前の世論調査では、候補者6人の中でトランプ氏の支持率がもっとも高くなっていて、前回に続いて、トランプ氏が勝利するのかどうかが焦点です。
民主党 ネバダ州党員集会前に候補が訴え
一方、与党・民主党の第3戦となる西部ネバダ州の党員集会は、現地時間20日午前11時(日本時間21日午前4時)から行われます。第2戦でサンダース上院議員に大敗したクリントン前国務長官が巻き返せるかが焦点です。
サンダース上院議員は19日夜にラスベガス近郊で集会を開き、集まったおよそ2000人を前に、「ともに新たな歴史を作ろう」などと支持を訴えました。これまでの選挙戦で、サンダース氏が格差の是正などを訴えて若者を中心に急速に支持を広げてきたこともあり、会場には若い人たちの姿が目立ちました。演説でサンダース氏が「金持ちたちの手から政治を取り戻そう」などと訴えるたびに、集まった人たちから大きな拍手や歓声があがっていました。
クリントン前国務長官は19日夜、ラスベガスで集会を開き、「経済、医療、教育などそれぞれの分野でアメリカ国民の前にたちはだかる壁を取り除くため、私は取り組む。私を支持してほしい」と呼びかけました。そしてネバダ州には中南米から移住したヒスパニック系の住民も多いことを踏まえ、包括的な移民制度改革の実現を目指す考えをアピールしました。また、集会には夫のビル・クリントン元大統領や一人娘のチェルシーさんも駆けつけ、家族総出で支持を訴えました。
一方で、19日にはクリントン氏が国務長官在任中に私用のアドレスで職員などとやり取りしたメール562通が新たに公開され、このうち64通に現在は機密に指定されている情報が含まれていたことが分かり、選挙戦に影響を及ぼす可能性も指摘されています。
サンダース上院議員は19日夜にラスベガス近郊で集会を開き、集まったおよそ2000人を前に、「ともに新たな歴史を作ろう」などと支持を訴えました。これまでの選挙戦で、サンダース氏が格差の是正などを訴えて若者を中心に急速に支持を広げてきたこともあり、会場には若い人たちの姿が目立ちました。演説でサンダース氏が「金持ちたちの手から政治を取り戻そう」などと訴えるたびに、集まった人たちから大きな拍手や歓声があがっていました。
クリントン前国務長官は19日夜、ラスベガスで集会を開き、「経済、医療、教育などそれぞれの分野でアメリカ国民の前にたちはだかる壁を取り除くため、私は取り組む。私を支持してほしい」と呼びかけました。そしてネバダ州には中南米から移住したヒスパニック系の住民も多いことを踏まえ、包括的な移民制度改革の実現を目指す考えをアピールしました。また、集会には夫のビル・クリントン元大統領や一人娘のチェルシーさんも駆けつけ、家族総出で支持を訴えました。
一方で、19日にはクリントン氏が国務長官在任中に私用のアドレスで職員などとやり取りしたメール562通が新たに公開され、このうち64通に現在は機密に指定されている情報が含まれていたことが分かり、選挙戦に影響を及ぼす可能性も指摘されています。