宮原知子(関大高)が自己ベストを大きく更新する合計214・91点で初優勝した。ショートプログラム(SP)に続いてフリーも自己ベストを更新する142・43点でトップだった。
長洲未来(米国)が合計193・86点で2位。SP4位の本郷理華(邦和スポーツランド)がフリー5位で、181・78点の3位に入った。SP2位の村上佳菜子(中京大)は、フリーで13位に沈み、7位だった。
- 初優勝し笑顔でメダルを掲げる宮原知子(中央)。右は2位の長洲未来、左は3位の本郷理華(AP)
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | 宮原知子 | 214・91 |
2 | 長洲未来 | 193・86 |
3 | 本郷理華 | 181・78 |
4 | パク・ソヨン | 178・92 |
5 | グレーシー・ゴールド | 178・39 |
7 | 村上佳菜子 | 175・12 |
宮原知子
冒頭の3回転ルッツ-2回転トーループ-2回転ループのコンビネーションジャンプで会場を魅了し、大きな拍手をもらう。全体を通して目立ったミスもなく終始華麗な演技で会場を沸かせる。演技後は笑顔
- 初優勝を果たしメダルを掲げる宮原知子(AP)
- 女子フリー 演技する宮原知子(AP)
本郷理華
冒頭、3回転フリップ-3回転トーループのコンビネーションジャンプで着地が乱れて転倒。しかし、それ以降の演技は目立ったミスもなくそつなくこなす。演技後はちょっぴり悔しそうに足をたたくしぐさも
- 女子フリー 演技する本郷理華(AP)
村上佳菜子
冒頭の3回転ループは着氷で手をついてしまう。演技後は厳しい表情で声援に応える
- 女子フリー 演技する村上佳菜子(AP)
滑走順
<第1グループ>
1=ケティ・パスフィールド(オーストラリア)
2=シータ・ラムサム(タイ)
3=鄭ロ(中国)
4=馬曉晴(香港)
5=ミケラ・デュ・トイ (南アフリカ)
<第2グループ>
6=ブルックリー・ハン(オーストラリア)
7=カイラニ・クレイン(オーストラリア)
8=ヴェロニク・マレ(カナダ)
9=エイミー・リン(台湾)
10=趙子セン(中国)
<第3グループ>
11=グレーシー・ゴールド(米国)
12=アレイン・チャートランド(カナダ)
13=チェ・ダビン(韓国)
14=カレン・チェン(米国)
15=キム・ナヒョン(韓国)
16=ケイトリン・オズモンド(カナダ)
<第4グループ>
17=長洲未来(米国)
18=村上佳菜子(日本)
19=本郷理華(日本)
20=李子君(中国)
21=宮原知子(日本)
22=パク・ソヨン(韓国)
<4大陸選手権> 国際スケート連盟が主催する98~99年シーズンに創設された米、オセアニア、アジア、アフリカの4大陸の選手による大会。日本は過去、男子シングルで6度、女子シングルで9度の優勝を誇る。