425点AFセンサーって…なんじゃそりゃ! ソニーのAPS-Cミラーレス「α6300」、3月11日発売
思わず変な声が出ました。いや、だって出ますって!
425点の像面位相差AFセンサー(以下、位相差AFセンサー)をイメージセンサーの画面ほぼ全域に配置
なんて言われたら、ねぇ…。
α6300は、ソニーのAPS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼モデルの最上位機種となるEマウントミラーレスカメラ。海外ではすでに発表されていましたが、いよいよ国内デビューが2016年3月11日に決まりました。
搭載されたAPS-Cセンサーは有効約2420万画素のExmor CMOSセンサー。画像処理エンジン「BIONZ X」との組み合わせでISO-100-ISO51200という幅広い感度で撮影可能。また、動画では4K撮影やフルHD120fpsハイスピード撮影も対応しています。
注目すべきは進化した4Dフォーカスシステムです。世界最速10.05秒の高速AFと、世界最多の425点の像面位相差AFセンサーと169点のコントラストAFを画面のほぼ全域に配置。425点って、もしかしたらがファインダー覗いたら全部AFセンサーで埋め尽くされ……。ハハハ、そんなバカな。
埋め尽くされていました。
独自開発の「高密度AF追従テクノロジー」によって、位相差AFセンサーが被写体の動きに連動して動的に配置されます。従来比で約7.5倍の高密度の測距点で被写体を捕捉可能にしているので、素早く複雑に動く被写体でも高い精度で捉えられるカメラに仕上がっているとのこと。
AF速度も0.05秒。スポーツシーンやペットの動きなどでも、バッチリと捕捉してくれるというわけですね。うわぁ…試してみたい。
動画を見ると、そのヤバさ(いい意味ですよ、もちろん)がよくわかります。なんだこれ、ドキドキするぞ。
α6300、ソニーストアでの価格はα6300ボディが13万4880円、ズームレンズSELP1650(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)が付属したズームレンズキットが14万9880円となっています。
3月上旬より、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて先行展示を行なうらしいので、そのファインダーを覗いてみたい方はそちらへGOですね。いや、ほんと未知の領域です425点。
source: ソニー
(小暮ひさのり)