2016年2月20日23時22分
関西電力は20日、今月中の再稼働をめざしている高浜原子力発電所4号機(福井県高浜町)の原子炉補助建屋で、放射性物質を含む水たまりが見つかったと発表した。水が計約34リットル漏れていたが、外部への放射能の影響はないという。再稼働のスケジュールに影響が出る可能性もある。
関電によると、同日午後3時42分ごろに設備の一部に水を通したところ、警報が出た。運転員が確認すると、水たまりが見つかったという。
関電は、4号機の再稼働に向けた作業の一部を中断した。21日から、原子炉を稼働時と同様な状態にして性能を確かめる「起動試験」を始める予定だった。計画通りに実施できるかは未定という。
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