元プロ野球選手の清原和博容疑者（４８）が覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕された事件で、密売人とされる小林和之容疑者（４４）が清原容疑者との仲介役だった元会社社長から「暴力団を送り込んでやる」などと脅されていたことが１８日、分かった。

　捜査関係者によると、当初は元社長を仲介役として覚醒剤を清原容疑者に渡していた。こうしたトラブルをきっかけに清原容疑者は小林容疑者と直接、取引をするようになったとみられる。

　関係者によると２容疑者は約３年前、清原容疑者と約２０年来の親交があった元社長を通じて知り合った。昨年２月ごろ、“新ＫＫコンビ”の２容疑者が２人だけで会っていることを知った元社長が激怒し、小林容疑者に対して「清原とオレのどっちをとるんだ。暴力団を送り込んでやる」などと脅したという。同月ごろ、元社長は覚醒剤所持容疑で逮捕された。

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