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【サッカー】

パリSG、ベンフィカが先勝 欧州CL決勝トーナメント始まる

2016年2月18日 紙面から

◇欧州CL<決勝T第1戦第1試合>

 【ロンドン原田公樹】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は16日、約2カ月ぶりの再開で決勝トーナメントが始まり、1回戦第1戦2試合が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)がホームでチェルシー(イングランド)に2−1で競り勝って先勝した。PSGは1−1で迎えた後半33分に途中出場のFWカバニが決勝点を決めた。ベンフィカ(ポルトガル)はホームでゼニト(ロシア)戦に1−0で勝利。0−0で突入した後半ロスタイムに31歳のベテランFWジョナスが決勝点を決めた。両カードとも第2戦は3月9日に行われる。

 前半終了間際に試合を振りだしに戻されたPSGは後半に入って猛攻を仕掛けた。何度もチェルシーのゴールを襲ったが、厚い守備に阻まれ、勝ち越せないまま迎えた後半33分だった。

 FWディマリアが中盤中央からゴール右へ浮き球のパス。DFラインの裏へ走り抜けた、途中出場のカバニがワンバウンドしたボールを角度のないところから右足でねじ込んで決めたゴールが決勝点となった。

 PSGは前半39分にFWイブラヒモビッチがFKで先制。だが、前半終了間際にチェルシーのMFミケルに同点ゴールを決められていた。PSGのブラン監督は「カバニがよくやった。難しい時期を過ごしたが、このゴールで再び自信を回復してほしい」とさらなる奮闘を促した。

 カバニは2013年夏、移籍金6300万ユーロ(当時約84億円)と鳴り物入りでPSGへ新加入。だが、期待されたほどの活躍ができず、昨季は合宿と練習を欠席して処分も受けた。今季もリーグ戦での出場は26試合中22試合で11得点ともうひとつの成績だった。

 ブラン監督は第2戦に向け、「お互いに打ち合う試合になるだろう。何点か取りたい」と話し、守らず、攻撃的なサッカーで勝って8強入りを目指すことを誓った。

 

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