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IMF ラガルド専務理事の再任 正式に承認
2月20日 6時33分

IMF=国際通貨基金は19日、理事会を開いて、ことし7月で任期を終えるラガルド専務理事の再任を正式に承認し、世界経済の先行きに不透明感が広がるなかで引き続きIMFトップの役割を託すことを決めました。
IMFは、今のラガルド専務理事の5年間の任期がことし7月で終わることから先月から後任の選考手続きを進めてきましたが、19日、理事会を開いてラガルド専務理事を再任し、引き続きIMFのトップとしてかじ取りを託すことを承認しました。
これを受けてラガルド専務理事は会見し「世界が直面する変化や課題に対応できる力強い組織として、引き続きIMFを運営していきたい」と抱負を述べました。
そのうえでラガルド専務理事は、1期目の5年間でアメリカの金融政策の転換や中国の経済政策の変更などの影響が世界全体に広がって、プラス、マイナス両面の大きな影響を及ぼすことが「一段と鮮明になった」と指摘しました。
そして、IMFも出席して来週、中国・上海で開かれるG20・主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議などを通じて、各国の協調を強めることが一段と重要になっていると指摘しました。
世界経済の先行きに不透明感が広がるなかで、さらに2期目の5年間、IMFトップを務めることになったラガルド専務理事は、世界各国の政策を束ねる調整役として手腕が問われることになります。

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