ニュース詳細
拘束のパレスチナ人 抗議のハンスト3か月に2月20日 6時04分
イスラエル当局に去年根拠を示されないまま拘束されたパレスチナ人ジャーナリストが、およそ3か月にわたって抗議のハンガーストライキを行っており、衰弱が進んでいることから、ヨルダン川西岸やガザ地区で釈放を求める抗議の声が高まっています。
イスラエル当局に拘束されているのはパレスチナ人のジャーナリストの男性で、去年11月に根拠を示されないまま拘束されて以降、およそ3か月にわたって水以外は何も摂取せずに、抗議のためのハンガーストライキを続けています。
男性は現在、イスラエルの病院で当局の監視下に置かれていますが、医師の診断も拒否しており、衰弱して危険な状態にあるということです。
こうした事態を受けて、ガザ地区やヨルダン川西岸ではイスラエルへの抗議デモが各地で開かれ、人権団体などが男性の無条件での釈放を求めているほか、パレスチナ暫定自治政府や国連関係者からも批判や懸念の声が上がっています。
イスラエルは、裁判所の判断や根拠を示すことなしに人を拘束することができる「行政拘束」と呼ばれる措置で主にパレスチナ人を頻繁に拘束しており、現在この措置で拘束されているパレスチナ人は600人に上ります。
男性は現在、イスラエルの病院で当局の監視下に置かれていますが、医師の診断も拒否しており、衰弱して危険な状態にあるということです。
こうした事態を受けて、ガザ地区やヨルダン川西岸ではイスラエルへの抗議デモが各地で開かれ、人権団体などが男性の無条件での釈放を求めているほか、パレスチナ暫定自治政府や国連関係者からも批判や懸念の声が上がっています。
イスラエルは、裁判所の判断や根拠を示すことなしに人を拘束することができる「行政拘束」と呼ばれる措置で主にパレスチナ人を頻繁に拘束しており、現在この措置で拘束されているパレスチナ人は600人に上ります。