中国から招かれた博鰲フォーラム、韓国首相が不参加を検討

 韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相が、当初出席を予定していた中国の博鰲フォーラムについて、参加しないことも検討しているという。テレビ朝鮮が12日に報じた。アジア版「ダボス会議」と呼ばれる博鰲フォーラムは、来月22日から25日まで、中国・海南省で開かれる予定になっている。

 黄首相の同フォーラム不参加検討は、北朝鮮が4回目の核実験やミサイル発射などの挑発を行っている局面で、中国が北朝鮮制裁に消極的な姿を見せていることと関連があると解釈されている。黄首相は、昨年11月に韓国を訪問した中国の李克強首相から直接フォーラム出席の招請を受けた。

 本紙が韓国政府関係者に確認したところによると、黄首相が不参加を検討し始めたのは先月のことだという。北朝鮮による核実験があったというのに、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と習近平国家主席の電話会談ができず、中国政府からは北朝鮮制裁などに関して微温的な反応しか返ってこなかった時期だ。そのころ韓国政府では、黄首相のかわりに柳一鎬(ユ・イルホ)経済担当副首相か、ほかの経済担当部局の長官が出席する案を検討した。しかし、先の旧正月の連休中に「代理出席は必要ない」という結論を下し、柳副首相にも「出席する必要なし」という意向を伝えたという。

 こうした事実が報じられると、韓国政府側は12日夜に「黄首相が出席を取り消したのではなく、誰が出席するかについて政府レベルではまだ決めていない」という立場を明らかにした。

鄭始幸(チョン・シヘン)記者
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