こんにちは!あきばはら(@tsurare01)です。
今回は初心者ブロガー向けのエントリ。知ってるよって人は読み飛ばしてください。主にはてなブログ向けですが、始めたばかりの新米ブロガーには参考になるかもしれないことなど。
昨日疲れてたのか、一日中爆睡してしまった。
睡眠時間12時間以上とか何時ぶりなんだろうか。夕食までちょっと寝て、ご飯食べたらまた寝て……気がついたら朝とか。
やばい、寝すぎてしまった。
ということでいつもよりちょっと早く起きてひたすらブログを読んでました。
新着エントリとか読んでいたら、意外とはてなブログってスパムっぽいの多いんですね。(いままで気づかなかっただけかもしれないけど。)
ウォーターサーバーとかクレジットとか美容コスメとかデリとかなんか明らかにブログ書くのが目的じゃないだろう記事の中に、一生懸命書いていると思われる、およそ始めたばかりであろう新米はてなブロガー達の記事が埋まっている……。
なんだろう、この理不尽なかんじ。
はてな運営もうちょっとなんとかなんないんでしょうか、これ。
とかなんとか思いながら、今日はROM専のような感じで新着エントリを読んでいました。そこで書きたくなったのが今回の記事。
ブログは書くだけでは読まれない
「まず書け。そしたら文章が上手くなるから。」
これは、ブロガー入門とか初心者向けに書かれるエントリでまず言われることですよね。ぼくもそんな記事たくさん書いてあります。
たしかに文章力は上がる。そして記事の構成とかデザインとか、読まれるためのノウハウも洗練されてくる。でも、ちゃんと書かれた中身のある記事であっても、それでもそれだけではブログは読まれない。
「え?たくさん書いたらGoogle検索から見に来て貰えるんじゃないですか?」
ここが大きな落とし穴かもしれない。
Google検索だけではアクセスが集まらない不思議
GoogleだけじゃなくてYahoo検索でもいいのだけれど、検索エンジン(死語)で上位に登録されるための条件というのは、まず第一に優良なコンテンツであること。
この優良なコンテンツの判断基準というのが、とても細かくたくさんあるのだけれど、ちゃんと記事を読まれているのか、シェアするほど有用な記事であるのかというチェックが入ります。
文字数とかキーワードとか言われていたのは、遠い昔の話であってちゃんと読まれる、そしてシェアされるような記事の方が価値のあるコンテンツというのが現状。
こちらはその理不尽さがよく分かる記事。
一生懸命2000文字とか5000文字とか書いても、最後まで読んでシェアしたくなる記事であっても、その読者自体が少なければ、評価して貰えないんですよね。
そして、個人ブロガーが読者数で芸能人に敵うワケない。
「きみが一日掛けて書いた記事。おれの3行。」とか芸能人に思われてるわけですよ。
なんて理不尽な話なんだ。
人の話を聞かない人の話は聞かない
ブログを読まれるにはどうすればいいのか。
それを考えるとして、まずは会話に置き換えてみたいと思います。
たとえば、人気ブロガーというのは誰でも知ってる有名人やアイドルのようなもの。そんな人の話ならファンはもちろん、目にした人はとりあえず読んでみようと思いますよね。自己紹介なんて今更する必要もなく、面白い話はそれだけで注目されます。
それにくらべて、個人の弱小ブログであればまず読んでもらう努力が必要になります。まずは自分の話を聞いてもらえるようになることから始めないと、だれにも聞いてもらえません。
リアルで例えれば、道端で知らない人に声掛けてもシカトされるのと一緒のようなものです。
目立つようなストリートパフォーマーであれば、人集りが出来るかもしれませんがそんなことを出来る人は稀。世間話や雑談がしたいのであれば、まず聞いてもらう努力をしなければなりません。
他人の話には無関心でも知り合いの話であれば、内容はともかく面白くなくても話は聞きますよね。あんまりおもしろくないと「この人とは話合わないな。」と疎遠になるかもしれませんが、とりあえず聞くと思います。
そこで面白ければ、仲良くなります。もしかしたら人に紹介して貰えるかもしれません。
仲良くなる、知り合いになる近道は「まず人の話を聞くこと。」これだけです。
ブログのメリットを活かそう
ブログとは双方向性であり多方向性のコミュニケーションです。
ひとりが記事を書いたらそれにまた反応する記事が生まれる。そうした流れが加速して人気トピックやバズワードが生まれる。そして人気のトピックやバズワードを話題にした記事は多くの人に読まれる。
ひとつひとつのコメントに反応できないくらいアクセスを集める人気ブロガーであっても、そのコメントから炎上したり、派生した話題が盛り上がったりするわけです。
これが、一方的に情報を配信するウェブサイトとの最も大きな違いであり、ブログの強みなんですよね。
ですが、有名人でもない個人ブログであればそういうわけにはいきません。まず知ってもらうためには、あいさつ回りのようなものがどうしても必要になります。
ここでいうあいさつ回りとは、だれかの記事を読んで、反応すること。コメント書いたり、ツイートしたり、いい記事であればブックマークやシェアしたりすることで、自分の存在を知ってもらう必要があります。
せっかく記事を書いたのに誰にも読んでもらえない。つまらない。ということであれば、もしかしたら記事がおもしろくないのではなく、だれもブログの存在を知らないだけなのかもしれません。
自分のブログを読んでもらうために、まず誰かの記事に反応してみてはいかがでしょうか。
スパムブログは反応しない
こんな記事を書いた理由は、冒頭にあったスパムブログの存在です。
ウォーターサーバーとかクレジットとか美容コスメとかデリとかこんなブログを量産する人たちってまず反応しないんですよね。とにかく効率とコストパフォーマンスを重視するので、ブラックハットSEOのようなことをやりがちです。
はてなブログがSEO的に強いと判断すれば、一日に100記事とか平気でぶち込んできます。全部アフィリエイトやいかがわしいサイトにリンク貼って。そして、こういうブログとも呼べないようなものが反乱するサービスは間違いなく過疎化の一途を辿ります。
こういうスパマーにできなくて、ブロガーには出来ること。
それが反応であり、拡散だと思います。
人の記事を読んでコメントを書く。関連する話題を記事にする。
こういうことはbotにはできませんし、中に人が居て考えなければできないこと。
そういう「中に人がいるブログ」が増えれば増えるほど、botもスパムも目立たなくなります。
反応しよう。そして交流しよう
ある程度読者がいて、アクセスがあるサイトであれば問題ないのかもかもしれませんが、始めたばかりのブログはまず固定のアクセスも読者もいないのが当たり前ですよね。
はてなブログでいえば新着エントリしか露出の場はないのです。
せっかく始めたのに誰からも読まれないのは寂しいものですし、それがスパムブログによって邪魔されるのは、残念で仕方ない。
人のブログを読むことで、誰かに読んでもらえるということは、ブログをしばらく書いてたら気づくことかもしれません。ですが、ぼくもブログを始めたばかりの頃は書いて公開するだけで、精一杯で誰かの記事に反応するような余裕はありませんでした。
ブログってまず読んで、読んでもらえて、交流が生まれてから面白くなるものだと思います。
ブログってほんとおもしろいです。最初の楽しさを知ってもらうために、まず読んでもらえるようになるためにはどうするべきか書きたいなーと思って筆を執り、もといキーボードを叩きました。
アクセスが少なくてお悩みの方のヒントになれば幸いです。
それではっ!