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福島描いたドイツ作品が受賞 ベルリン国際映画祭

 【ベルリン共同】第66回ベルリン国際映画祭で19日、東日本大震災後の福島を舞台にした映画で女優の桃井かおりさんが出演した「フクシマ・モナムール」が「ハイナー・カーロウ賞」を受賞した。幅広い作品を集めたパノラマ部門の優れたドイツ映画に贈られる賞。

 映画は、ドイツの女性監督ドリス・デリエさんが昨年春に福島県南相馬市で撮影。福島に慰問で訪れた若いドイツ女性と、桃井さん演じる仮設住宅で暮らす年配芸者が、心を通わせていく姿を描く。

 ハイナー・カーロウ賞はドイツの著名な映画監督の名を冠した賞。

 映画「フクシマ・モナムール」より((C)Mathias Bothor/Majestic)

 映画「フクシマ・モナムール」より((C)Mathias Bothor/Majestic)
 

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