2016-02-20
「矯正施設には、小学生の性犯罪者が目立つ」「ほぼすべての子が再犯する。先が見えない」…性犯罪の”治療”は可能なのか(石井光太)
本日のtogetterまとめです。
『性犯罪を「病気」「治療」に押し付け安心する危険』とは?〜ノンフィクション作家・石井光太氏のツイートから - Togetterまとめ
お笑いコンビの人が下着の窃盗で逮捕された。少年の矯正施設を取材してて目立つのが、小学生たちの性犯罪だ。施設の人たちは、「ここに数年入れても、ほぼすべての子が再犯をするので先が見えない」と言っていた。少年期に数年間専門的に教育しても、なかなか矯正できない事実は知られるべきだろうな。
— 石井光太 (@kotaism) 2015, 12月 27性犯罪にはいろんな種類がある。でも、意外だったのが、「主訴がわいせつで来た子を男子寮に住まわせると、同性の子に対してもわいせつ行為をするので放っておけない」という話だった。相手の性別関係なしに、性衝動がおさえられないという子もいる。しかも少年期で。むしろ、かわいそうだったな。
— 石井光太 (@kotaism) 2015, 12月 27
現在は性犯罪などを一種の「病気」として捉えて医学的な治療をし「普通の人」にしようとしている。が、病人と見なして医療に押し付けるのは根本的な解決じゃない。なぜなら治療を受けたから遠いって彼らの体験や社会的立場は変わらず、我々はもどってきた彼らを受け入れなければならないのだから。
— 石井光太 (@kotaism) 2015, 12月 27
ぼくはリベラルというべきかラディカルというべきなのか、 「病気が原因での犯罪なら、その病気の人を罰してもしょうがない」という意識で一貫している。山での落石でけがをしたら、そこの安全対策は必要だが、その石を刑務所に入れたり、石を粉々に壊して『罰したり』はしないのと同様だ。
しかし、ここらへんを突き詰めていくと、人間の責任能力とか、自分の選択とかはなんぞや、という哲学的な問いになっていく。
性犯罪もそうだが、「万引き」や「ギャンブル」、「宗教のマインドコントロール」このへんも含めて、です
こういう過去の記事と連動して、いると思っています。
■個性か病気か選択か。「新型うつ」「マインドコントール」「ギャンブル依存症」…etc(前編)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120429/p3
■万引きは「病気」じゃないか、という話…からいろいろ話題は広がる。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130110/p3
■オセロ中島氏を含め、やっぱり「マインドコントロール」って概念は使い方難しい&現在「弁護士のくず」でこのテーマをやってる
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130405/p5
■統一教会信者を脱会させる”説得”に賠償命令…マインドコントロールと自由意志のあいだに
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140129/p2
「ギャンブル依存症」をどう考えるか〜木曽崇氏のツイートより/「自由意志」を考える(4) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141120/p5
- 32 http://b.hatena.ne.jp/
- 25 http://www.google.co.uk/url?sa=t&source=web&cd=1
- 18 https://www.google.co.jp/
- 8 http://www.henjinkutsu.net/
- 6 http://d.hatena.ne.jp/keyword/近藤有己
- 6 http://www.google.co.jp/
- 6 https://t.co/4MLhHKmg9o
- 5 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CEMQFjAD&url=http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160220/p3&ei=ebHHVqKwGKqugQHqVQ&usg=AFQjCNE4U-RmO46XtnwgWanhYsc3Llw7gA
- 4 http://b.hatena.ne.jp/entrylist
- 4 http://b.hatena.ne.jp/entrymobile/279579391