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大学生殺害 インスリン致死量など事前に調べたか2月20日 6時08分
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大学生に抗うつ剤を飲ませたあとインスリン注射をするなどして殺害したとして広島県安芸高田市の男が逮捕された事件で、男のパソコンに殺害前、抗うつ剤やインスリンの致死量などを調べた記録が残っていたことが、警察への取材で分かりました。警察は、薬の特性を調べて計画的に殺害を図ったとみて捜査しています。
広島県安芸高田市の山本勝博容疑者(43)は、去年6月ごろ、広島市安佐南区の大学生、佐藤裕樹さん(当時24)の自宅アパートで、だまし取った100万円の返済を免れるため複数回にわたって抗うつ剤などを飲ませてインスリン注射をしたあと浴槽に入れて殺害したなどとして、強盗殺人の疑いで逮捕されました。
警察のこれまでの調べで、佐藤さんの遺体からは抗うつ剤やネズミの駆除に使う「殺そ剤」、それに睡眠剤の3種類の薬の成分が検出されています。警察が山本容疑者のパソコンを解析した結果、3種類の薬すべてとインスリンの致死量などを殺害前にインターネットで調べた記録が残っていたことが分かりました。
山本容疑者はこの時期、だまし取った金の返済を佐藤さんから求められていたということで、警察は、薬の特性を調べて計画的に殺害を図ったとみて捜査しています。
警察のこれまでの調べで、佐藤さんの遺体からは抗うつ剤やネズミの駆除に使う「殺そ剤」、それに睡眠剤の3種類の薬の成分が検出されています。警察が山本容疑者のパソコンを解析した結果、3種類の薬すべてとインスリンの致死量などを殺害前にインターネットで調べた記録が残っていたことが分かりました。
山本容疑者はこの時期、だまし取った金の返済を佐藤さんから求められていたということで、警察は、薬の特性を調べて計画的に殺害を図ったとみて捜査しています。