中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

米倉涼子今度は大奥の巨悪を斬る フジ系「かげろう絵図」4月放送

2016年2月19日 紙面から

大奥に乗り込んで巨悪に挑むヒロインを演じる米倉涼子

写真

 女優の米倉涼子(40)がフジテレビ系で4月8日に放送される松本清張スペシャル「かげろう絵図」(金曜午後9時〜11時22分)で主演する。人気ドラマシリーズ「ドクターX」(テレビ朝日系)の白衣姿から一変。今度はきらびやかな着物に身を包み、陰謀渦巻く江戸時代後期の大奥に乗り込んで巨悪に挑む。2016年、新たなスーパーヒロインが誕生する。

◆13年ぶり時代劇

 「かげろう絵図」は、11代将軍・徳川家斉の時代にお世継ぎ争いを巡って起きた一大スキャンダル“感応寺事件”を元に描いた歴史サスペンス小説。新聞連載され、その後映画化やドラマ化もされている。

 米倉が演じる主人公・縫(ぬい)は、殺された父の裏事情を探るため、登美(とみ)と名前を変えて大奥に奥女中として入り込む。知略と剣術を自在に操る男顔負けの女スパイとして、大奥支配をもくろむ悪事を暴いていく。

 米倉の時代劇出演は2003年のNHK大河ドラマ「武蔵MUSASHI」以来、今回が2度目。「私は落ち着きがないので時代劇は似合わないと思っていたけど、大人になったので“耐える”ことも必要かなと。日本人の女性として女性らしいところを出していく良い機会になった」と話す。ただ一番好きなシーンには「居合」を挙げ「一番私らしくて…ってぜんぜん女らしくないですね」と苦笑い。

◆豪華衣装も注目

 「黒革の手帖」や「わるいやつら」など数多くの清張作品に主演してきた米倉は「今までやらせていただいた松本清張作品の中では温かみがあって光が差している作品」と違いも指摘。「豪華な衣装や女同士の権力争いなど、今まで私が演じた清張作品とはまた違った見どころ満載のエンターテインメント作品に仕上がった」とアピールしている。

 米倉演じる縫と、俳優山本耕史(39)が演じる縫の幼なじみ・島田新之助との恋も見どころ。山本との共演は2度目という米倉は「山本さんは時代劇がお得意だし、今までも器用でかっこいいと思って見ていた。年齢は同じぐらいですが芝居歴が全然違うので本当に心強い。とてもお芝居しやすい」と全幅の信頼を寄せる。

◆山本も演技絶賛

 山本も「りんとした顔立ちで堂々として、時代劇をやるのにぴったりの面白い女優さん。縫もおしとやかだったり、過去の悲しみだったり、厳しい世界にいる女性のたくましい部分だったり、いろんな表情をきっちり表現されている」と米倉の演技を絶賛した。

 出演はほかに夏川結衣(47)、国村隼(60)、竹中直人(59)、津川雅彦(76)、白石加代子(74)、高畑淳子(61)、木下ほうか(52)ら豪華な顔触れがそろった。

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ