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【プロ野球】重信躍動3安打&好走塁2016年2月19日 紙面から
◇練習試合 巨人4−2韓国・LG沖縄に由伸色の花が咲いた。巨人の若手が18日の韓国・LGとの練習試合でハッスル。初の対外試合を白星で飾った高橋由伸監督(40)は「全体的に良かった。(若手が)本当に良いものを出してくれている」と目を細めた。 試合中はベンチ前の手すりに頼らず、立ったまま戦況を見つめる。投手交代を告げる際にはウインドブレーカーを脱ぎ、ユニホームで球審に向かう。新指揮官の野球に対する真摯(しんし)な態度は随所に見られた。 予告通りのノーサイン野球。自由と責任を背負った若手が指揮官の期待に応えた。特に島人(しまんちゅ)の熱い拍手を浴びたのは、ドラフト2位の重信だ。「2番・左翼」で3安打。打点もマークし「非常に良いアピールをしている」と由伸監督をうなずかせた。 足でも見せた。2回には二盗。5回には吉川の右飛で一塁からタッチアップに成功した。紅白戦を含めて12打数8安打の大当たりにも「ベストは10割。残り4本を打てるように」と表情も変えずに言い切った。 新人に引っ張られるように、2年目の岡本が2安打、外野の定位置を争う立岡も途中出場で三塁打。この競争激化には、由伸監督も「こちらが何かをするということは、ほとんどなかった」とニンマリだ。 タクトを使わなくても選手が動く。理想に描くような『初白星』の感想を問われた指揮官は「特に何もないです」と、つれない返答。それではウイニングボールは−。「なにを言ってるの? ハハ」。勝敗に関心を持つ時期ではない。それでも、手応えは確実に強くなっているはずだ。 (井上学) PR情報
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