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【大リーグ】

マエケン、球団キャンプ地で3日連続の自主トレ

2016年2月19日 紙面から

キャンプ施設でキャッチボールするドジャースの前田(右)=グレンデールで(共同)

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 【グレンデール(米アリゾナ州)穐村賢】広島カープからドジャースに移籍した前田健太投手(27)が17日、球団キャンプ施設で3日連続の自主トレを行った。前日(16日)に渡米後初のブルペン投球を行ったこともあり、この日はキャッチボールとランニングのみという軽めの調整だった。

 前田はこの日、メジャー組やマイナーの若手が入り交じっての練習に「どんどん(選手が)増えてきて、頭がごちゃごちゃになってきました」と“新人”らしく戸惑いも口にしつつ、積極的にチームメートと意思疎通を図るなど、ド軍に溶け込もうと必死。「早くチームになじめるように努力していきたい」と疲れを感じさせないさわやかな笑顔を見せた。

 練習後には出口で待ち構えたファンと交流。“マエケン”というニックネームをインターネットで調べてきたという米国のファンから「マエケンだよね?」と英語で声を掛けられると、はにかんだ笑顔を見せながらも差し出されたボールに日本時代と変わらない背番号18入りのサインを書いてプレゼントした。

 バッテリー組のキャンプ初日を迎える20日まで休養日を設けることなく自主トレを続けるという前田。「体は順調です。徐々に(状態を)上げていきたい」。持ち前の笑顔を絶やすことなく、27歳の右腕がメジャー1年目に向け、着々と準備を進める。

 

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