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参院選 野党候補者 1人区中心に調整本格化へ2月20日 6時05分
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夏の参議院選挙を巡り、共産党が野党側の候補者調整の前提としてきた「国民連合政府」の構想を当面棚上げする方針を示したことに、民主党などからは歓迎する声が出ていて、今後、定員が1人の「1人区」を中心に野党間の候補者調整が本格化する見通しです。
共産党の志位委員長は19日に行われた野党5党の党首会談で、夏の参議院選挙で野党側の候補者調整の前提としてきた安全保障関連法を廃止するための「国民連合政府」の構想について、「いったん横に置いて選挙協力の協議に入りたい」と述べ、「国民連合政府」の構想を調整の前提とはしない考えを示しました。
共産党としては、民主党などが「国民連合政府」を前提とすることに難色を示していたことから、構想を当面棚上げすることで野党共闘に向けた環境を整えたい考えで、民主党の岡田代表は「選挙で勝つために思い切った決断をしていただくというのであれば評価できる」と述べ、歓迎する意向を示しました。
これを受けて民主党など野党5党は、参議院選挙に向け、近く幹事長と書記局長による実務的な協議を始めることにしていて、共産党が定員が1人の「1人区」で党の公認候補者を取り下げることも視野に対応を検討するとしていることから、今後「1人区」を中心に野党間の候補者調整が本格化する見通しです。
共産党としては、民主党などが「国民連合政府」を前提とすることに難色を示していたことから、構想を当面棚上げすることで野党共闘に向けた環境を整えたい考えで、民主党の岡田代表は「選挙で勝つために思い切った決断をしていただくというのであれば評価できる」と述べ、歓迎する意向を示しました。
これを受けて民主党など野党5党は、参議院選挙に向け、近く幹事長と書記局長による実務的な協議を始めることにしていて、共産党が定員が1人の「1人区」で党の公認候補者を取り下げることも視野に対応を検討するとしていることから、今後「1人区」を中心に野党間の候補者調整が本格化する見通しです。