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IS幹部狙い米軍がリビアの拠点を空爆
2月20日 4時59分

IS幹部狙い米軍がリビアの拠点を空爆
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去年、日本人も犠牲になったチュニジアでのテロ事件に関わったとみられる過激派組織IS=イスラミックステートの幹部を狙って、アメリカ軍は隣国のリビアにあるISの拠点を空爆し、今後もISの戦闘員が拡散するリビアなどでの軍事作戦を継続する方針を示しています。
アメリカ国防総省によりますと、アメリカ軍は19日、リビアの首都トリポリの西に位置し、チュニジアとの国境に近いサブラタの近郊にある過激派組織ISの訓練施設とみられる拠点を空爆したと発表しました。
今回の作戦では、去年3月にチュニジアの首都チュニスで博物館が襲われ日本人も犠牲になったテロ事件に関わったとみられるISの幹部を標的にしており、リビアのこの拠点で戦闘員を訓練し諸外国でのテロを企てていたとしています。
リビアではこのところISが勢力を拡大し、5000人規模にまで膨らんだとされ、カーター国防長官は軍事作戦を実施する可能性をたびたび示唆していました。
今回の空爆について、クック報道官は19日の会見で「ISが拡散し勢力を増やそうとすれば、これを追跡し対処していくということの証しであり、どこであってもISを探しだし標的にする」と述べ、ISの軍事作戦の主戦場となっているシリアやイラク以外の地域でも軍事作戦を継続する方針を示しました。

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