鈴木杏樹が涙で「ミュージックフェア」司会を降板「こんな宝物他にない」
2016年2月19日22時21分 スポーツ報知
- 20年半務めた「MUSIC FAIR」降板を発表、抱き合ってねぎらう鈴木杏樹(右)と恵俊彰(C)フジテレビ
- 涙を流して、「MUSIC FAIR」降板を発表した鈴木杏樹(右)。左は恵俊彰(C)フジテレビ
フジテレビ系「MUSIC FAIR」(土曜・後6時)の司会を務める鈴木杏樹(46)と恵俊彰(51)が、3月いっぱいで降板することになった。19日に東京国際フォーラムで放送2600回を記念したコンサートが行われ、最後に恵が「私たちは、今夜の2600回記念コンサートをもちまして『MUSIC FAIR』を卒業いたします」と発表した。
鈴木は95年10月に司会に就任、01年4月からは恵も加わった。64年から続く、民放で最も長い音楽番組の歴代司会者の中でも、20年半と最も長い期間司会した鈴木は、デビューからの25年の大半を共に歩んできたと振り返って、「この番組は、すばらしいアーティストの皆さんや音楽に出会わせてくれました。こんな宝物を持っている人は、日本でも他にはいないと思います。恵さん、私のつたない司会を支えてくださってありがとうございました」と涙ながらにあいさつした。
恵も「本当に15年間はあっという間で、僕に音楽のすばらしさを教えてくれました。これからも『MUSIC FAIR』は永遠だと思います」と笑顔であいさつ。2人には、同番組のテーマ曲が流れる中、出演した森山良子や谷村新司、さだまさしら14組43名のゲストから花束が贈られ、握手や抱擁でねぎらわれた。
この模様は、3月5日から4週にわたって放送。後任の司会者は、後日発表される。