6発、旧日本軍か JR常磐線石岡駅で発見
土浦−友部間が約4時間半、全面運休
18日午前10時50分ごろ、茨城県石岡市のJR常磐線石岡駅構内で、駅の改修事業に伴い土の入れ替えを行っていた男性作業員が土中から不発弾を発見した。陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区)の不発弾処理隊が旧日本軍のものとみられる不発弾6発を見つけ、約4時間後に回収した。
県警石岡署によると、いずれも直径約10センチ、長さ約50センチ、重さ16〜18キロの砲弾型。起爆に必要な信管はなかった。
常磐線は土浦−友部間が約4時間半にわたって全面運休し、1万5000人に影響が出た。同署は一時、駅周辺の最大300メートルを立ち入り禁止とし、市は防災無線と広報車で注意を呼びかけた。【加藤栄】