挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
信長様の改革~第六次産業王に俺はなる~(本番) 作者:RX‐141
3/4

第参話 戦国歴史の知識

2/11再訂正
 俺は目を覚ました。

 頭が痛みフラフラしている。

 起きあがると、目の前に帰蝶がいた。

「殿、大丈夫ですか」

 頭に手おきながら「大丈夫だ」と答える。
「俺、どうしていたのだ。」帰蝶に聞く。

 帰蝶は、
「ついカッ!として手を出してしまいました。
 すっ、すみません!!

 手が殿の顎にかすっただけなのですが、
 なぜか崩れるように後ろに倒れ、
 そのまま柱に頭をぶつけ、気を失ってました。
 それから、一度目を覚ましたのですが、 なぜか再び気を失い、今、目を覚ましたところです。
 大丈夫ですか?」

 「そうか、大丈夫である。心配するな。」

 俺は、考える。
 先ほどの映像と聞き覚えがある言葉をだ、

 いままでに何度か似たような夢を見たことがあるような気もする。

 周りには隠していたが、俺には一歳の頃より記憶がある。

 生まれたとき、まわりが騒ぎまくって煩かった。
 赤んぼうの頃から気が強かったらしく、泣きも笑いもしない子だったとのことである。
 そのころから感情があったので、赤子扱いする大人を無視していただけのことだ。
 ただ時々、気に喰わずに感情が爆発するときがあった。

 まわりはあたふたし、乳母が乳房を与えて黙らすようになった。
 はじめのうちは、それで我慢したが、何度も続けるので、気がたって噛みついたこともある。
 続けているうちに何度か乳母がかわり、勝三郎の母が乳母になった。
 彼女は俺の気性がわかったのか、自由にさせてくれて、楽になった。

 その頃に城主として、この城に移された。
 厄介払いされたのかもしれない。

 言葉を、整理しよう。

「平成」「昭和」、年号のようだ、今は「天文」である、
「戦国時代」、時代とは時期や期間のことだよな、
「信長」・・・・・「織田信長」 
「第六天魔王織田信長!!」

 浮かんできた。
 今は、戦国時代で、俺は織田信長である。

 色々なことが頭に浮かんでくる。

 帰蝶に聞く、「今の年号と、ここはどこである!!」

 帰蝶はポカンとした顔で、
「天文17年に那古屋の殿の部屋でございます。」

「天文17年か、」

「殿、頭のほうは本当に大丈夫ですか?」

「大丈夫だ、逆にすっきりしている。
 急に思い出してことがあって整理しきれないだけだ。
 すまん、水を持ってきてくれ。」

 帰蝶が、水を探しに部屋を出ていく。

 整理しよう、
 俺は未来の日ノ本に住んでいたらしく、先ほどの風景がその時の記憶か?

 して、今は戦国時代の尾張で、俺は覇王といずれ呼ばれる信長か、

 予知能力か、若しくは来世の記憶が流れ込んできているのか?

 未来の話に「転生」とか「憑依」とかの物語があったな。

 未来の者が過去の人間になって、ちーとして歴史を変えていく。

 それだというのか?

 冷静になろう。

 俺は織田信長、尾張の下半国守護代の配下、織田信秀の嫡男で、今は数えで15歳だ。
 那古屋城の城主として、父や母と兄弟たちと別に育てられた。

 親父は、尾張の有力者であり、支配者であると言って過言ではない。

 今川と美濃と二正面作戦を避けるため、美濃の蝮の娘と祝言をあげたとこだ。

 これが現状だ、いままでの記憶もちゃんとあるな。

 先ほど浮かんだ知識では、
 今は戦国時代で、俺は織田信長ということになる。

 尾張の大うつけと言われながら、父の死で家督を継いだあとに、一族らとの争いを制し尾張を統一した。
 そのあとすぐに、東海道の覇者今川義元が攻めて来たが奇襲で倒す。

 それから美濃をとり、阿保将軍を擁して京にあがり、畿内を手中にいれる。

 あとは、各地の大名を従えていくだけだったが、将軍が俺に反発し包囲網が作られてしまった。

 四面楚歌の状態から一つ一つ潰して、ようやく統一に手が届くところで、家臣の明智光秀に襲われ討死するという残念な人生である。

 知識を思い出しても、俺は俺様である。

 「織田家の野望」

 何かの遊戯の知識らしいが、未来の俺は熱中していたようだ、歴史の知識がある。
 しかし、天正17年は西暦で何年だ、

 ううっ、わからない。

 たしか、俺は1582年に死んで、豊臣秀吉が継ぎ、秀吉が死んだあとに1600年関ヶ原の戦があって、徳川家康が征夷大将軍になり徳川の天下になったはず。

 ふー!! 
 いまの俺は15歳、この知識を使えば物語のとおり、歴史を変えることができるだろう。

 さて、どうするか、天下をとっても面倒なだけでいいことないしな~

 包囲網で戦ばかりというのも、つまらんし。

 どうするか?

 帰蝶が戻ってきた。
 試しに話してみて、どうすればいいか一緒に考えてみるとするか、
※感想で、あとがきで評価を求めるのは規約違反であると書いた方がいました。
 マニュアルや質問箱のQ&Aを確認しまくりました。
 結果、宣伝することは推奨されてました。

 自分の作品の中で、読んでくれた方に評価を求めることは、悪いことなのでしょうか?
 評価をするしないは、読まれた方に委ねています。 
 規約を拡大解釈しての違反者呼ばわりされました。
 「みっともない」とか、「乞食」との差別的言葉を書かれました。

 活動報告に意見の場を設けておきましたので、何かありましたらそちらで、

1/7に、「小説家になろう運営」から回答がありました。
全文を載せます。
------------------------------------
RX‐141 様

いつも小説家になろうをご利用頂き、ありがとうございます。
小説家になろう運営です。

お問い合わせ頂いた内容を確認致しました。

小説家になろうでは、過度な評価依頼を行なう行為について利用規約14条15項にて禁止させて頂いております。
ですが、作品の後書きにて「評価をください」等、常識的な範囲で評価や感想を依頼することは、現状積極的な対応を実施しておりません。

今回ご連絡頂きましたRX‐141様の作品後書き内での記述に対して、現時点では運営側から何らかの対応を行なうことはございませんが、
ポイントの入力を過度に要求する行為や、評価を依頼するメッセージを無差別に送信する行為等が確認された場合は対応を行なう可能性がございます。

また、実際の記述を確認の上、評価結果の信用を低下させる恐れがある行為や、
評価を行なわないことで不利益を被る方が発生する可能性がある記述であると認められます場合も、
運営対応の対象となることがございますのでご注意頂きますようお願い申し上げます。

その他、ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

今後とも小説家になろうを宜しくお願い致します。

---------------------------------------------------
グループ:HINAproject
小説家になろう:http://syosetu.com/
担当:ocra
mail:syosetu_admin@hinaproject.com
※このメールアドレスは送信専用です。
 返信を行なわれます際は小説家になろうお問い合わせよりご連絡頂きますようお願い致します。                            
-----------------------------------
以上とおりです。
「違反者呼ばわり」することやめてください。

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ