こんにちは、しーたかです。
前回から始まった若手の夜明け応援企画第2弾ということで、今回は若手の夜明け参加常連蔵である奈良の美吉野醸造・花巴を紹介します。
ちなみに前回記事はこちら↓
可愛い顔してやつらは猛獣。心してかかるべし。
ちなみに前回記事はこちら↓
奈良かぁ~奈良は観光で行ったことがあります。
そのときは、奈良で奉公中の友人と会う約束をしていたのですが、なぜか連絡がとれず、ひとりで興福寺や春日大社のあたりを散策しました。
まわりがカップルだらけで「何してるんだ俺…」ってなったのは内緒。
あの辺はやはり鹿が多い。餌になりそうなものを持っていると、角を突き立てて群がってくる。可愛い顔してやつらは猛獣。心してかかるべし。
はい、マジでどうでもいいチラ裏でした。
美吉野醸造 地元産の米を使用するローカリズム
美吉野醸造さんの酒造りに対する思いについては美吉野醸造さんのHPがありますので、こちらから引用します。
当蔵元「美吉野醸造株式会社」は、紀伊半島の中心部に位置する、千本桜で知られる奈良吉野で豊かな自然の恩恵を受け、手造りならではの「米の旨味が伝わる酒」を醸し続けております。
酒造りに不可欠な仕込み水には、いにしえの時代より湧き出でる「弓絃葉の井戸」と伝わる井戸から、大峰山系伏流水の清らかでいて、甘くやわらかな湧水を使用。さらに原料である米は地元農家さんとの連携を深め、奈良県内では初めて作付する酒米「吟のさと」という品種の契約栽培を進めております。現在では「吟のさと」を中心に約80%を県内産の酒米にて醸造を行っております。(下線筆者)美吉野醸造の目指す、農と共に歩む酒造りの第一歩として、米づくりからの「顔の見える酒造り」をモットーに、お客様に変わらぬ美味しさをお届けできるよう、手造りによる丹精込めた酒造りに妥協は致しません。一歩づつ確実に歩んで行けるよう、私どもが精一杯の努力を注いでお造りした「清酒花巴(はなともえ)」が皆様にご愛顧いただけますよう心より願っております。
いいですね、この地に足のついた感じ。
地元産の米にこだわるのも好感がもてます。
酒造りは原料が命。クオリティーにこだわって他県から原料米を買い付けるのもよいでしょう。
ただ地元で米作ってる農家があるのであれば、そこに目を向けていかないと地場の農業はどんどん衰退していきます。
地元農家と連携して、よい米を作りよい酒を造る、非常に建設的ではありませんか。
このローカリズムとでもいうべき、酒蔵の地元志向に関しては、別途考察記事を書いてみたいところです。
酒造りは原料が命。クオリティーにこだわって他県から原料米を買い付けるのもよいでしょう。
ただ地元で米作ってる農家があるのであれば、そこに目を向けていかないと地場の農業はどんどん衰退していきます。
地元農家と連携して、よい米を作りよい酒を造る、非常に建設的ではありませんか。
このローカリズムとでもいうべき、酒蔵の地元志向に関しては、別途考察記事を書いてみたいところです。
花巴 山廃 純米酒 山田錦 26BY
さあ『花巴』試飲であります。今回は山廃純米酒の山田錦26BY。地元のバル(?)で頂きました
飲むとおぉ~山廃らしいコクとしなやかな酸、加賀鳶の山廃純米超辛に似てる気がする。
なんとなく豚肉が食べたくなる味です。
花巴は、他に水酛(みずもと)造りの酒も有名で、これが『(大人の)飲むヨーグルト』といった感じで旨いんですよね~。
ただ、個人的には…
日本酒初心者にもどんどん飲ませちゃえばいいじゃんって思います。乱暴ですかね?(笑)
個人の味覚って、私たちが思っている以上に人それぞれですからね。
日本酒の味わいもいろんなものがありますけど、偏見をもたずに色々試してみる(薦める)マインドが肝要だと思います。
それではまた!
なんとなく豚肉が食べたくなる味です。
余談ですが、山廃や生酛のお酒というと、一般的にコクがあって酸っぱいので日本酒初心者には薦めにくいとおっしゃる方も多いと思います。
実際そのとおりかもしれません。四六時中酒飲んでる私でも飲みにくいものはありますからね。