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ベルリン映画祭 震災後の福島舞台の作品が受賞2月20日 1時30分
世界3大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭で、東日本大震災後の福島県を舞台にした映画で俳優の桃井かおりさんが出演する「フクシマ・モナムール」が、社会問題などを取り上げたすぐれたドイツ映画に贈られる「ハイナー・カーロウ賞」を受賞しました。
今月11日に開幕したベルリン国際映画祭で、社会や政治に焦点を当てたすぐれたドイツ映画に贈られる「ハイナー・カーロウ賞」に、ことしは東日本大震災後の福島県を舞台にしたドイツのドリス・デリエ監督の作品「フクシマ・モナムール」が選ばれました。
「フクシマ・モナムール」は、将来への希望を失った若いドイツ人女性が福島の被災地を訪れ、そこで知り合った仮設住宅に暮らす芸者と交流を深め、互いに前向きな気持ちを取り戻していく姿が描かれています。桃井かおりさんが芸者役を演じました。
選考した団体は「勇気ある俳優たちによる力強い映画で、震災や原発事故で家を失った人たちのことを思い起こさせた」と評価しています。
ベルリン国際映画祭は20日、最高賞の「金熊賞」を競うコンペティション部門や短編部門の受賞作が発表されます。
「フクシマ・モナムール」は、将来への希望を失った若いドイツ人女性が福島の被災地を訪れ、そこで知り合った仮設住宅に暮らす芸者と交流を深め、互いに前向きな気持ちを取り戻していく姿が描かれています。桃井かおりさんが芸者役を演じました。
選考した団体は「勇気ある俳優たちによる力強い映画で、震災や原発事故で家を失った人たちのことを思い起こさせた」と評価しています。
ベルリン国際映画祭は20日、最高賞の「金熊賞」を競うコンペティション部門や短編部門の受賞作が発表されます。