森直由
2016年2月20日01時13分
戦国武将の織田信長が一時拠点にした岐阜城(岐阜市)の居館跡で、新たに多数の金箔(きんぱく)瓦の破片が見つかった。岐阜市教育委員会が19日発表した。文献などを参考に調べた結果、屋根を金箔瓦でふいた信長の正室・濃姫の御殿があった可能性がある。築城工事で御殿の敷地が拡張された跡も確認。破片はそこから見つかったという。
庭園遺構や金箔瓦片約30点などが出土。1567年に美濃(岐阜)を攻略した信長が入城直後に工事を始め、途中で設計を変更し庭園に隣接するよう御殿の敷地を拡張したとみられる。
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