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中国「西沙諸島に数十年にわたり防衛施設」と反論2月18日 21時02分
中国軍が南シナ海の西沙(パラセル)諸島の島に地対空ミサイル部隊を展開したことについて、アメリカのケリー国務長官が、軍事拠点化しないという習近平国家主席の発言に反すると強く非難したことに対し、中国外務省は18日、「西沙諸島には数十年にわたって国土防衛のための施設を配置しており、新しい出来事ではない」と反論しました。
アメリカ政府は、南シナ海の西沙諸島で中国が実効支配しているウッディー島に、中国軍が先週から地対空ミサイル部隊を展開させていることを確認し、ケリー国務長官も17日、「習近平国家主席は去年、オバマ大統領との会談で、南シナ海を軍事拠点化しないと明言したが、実際には着々と軍事拠点化を進めている証拠が明らかになっている」と述べ、中国を強く非難しました。
これについて、中国外務省の洪磊報道官は18日の記者会見で、「西沙諸島は中国固有の領土だ」としたうえで、「中国はすでに数十年にわたって西沙諸島に国土防衛のための施設を配置している。これは新しい出来事ではないし、軍事化などでもない」と述べ、アメリカ側の非難に真っ向から反論しました。
これについて、中国外務省の洪磊報道官は18日の記者会見で、「西沙諸島は中国固有の領土だ」としたうえで、「中国はすでに数十年にわたって西沙諸島に国土防衛のための施設を配置している。これは新しい出来事ではないし、軍事化などでもない」と述べ、アメリカ側の非難に真っ向から反論しました。