2016.2.19 17:42

勤務中に女子トイレで盗撮… 巡査部長を懲戒処分

勤務中に女子トイレで盗撮… 巡査部長を懲戒処分

特集:
わいせつ事件簿

 当直勤務中に女子トイレで盗撮しようとしたなどとして、警視庁は19日、東京都迷惑防止条例違反などの疑いで東大和署交通課の男性巡査部長(28)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日、辞職した。

 書類送検容疑は昨年11月、同僚の女性警察官を盗撮するため、署内の女子トイレに侵入し動画が撮影できる状態にしたスマートフォンを棚に設置したほか、同年8月、長野県松本市内の飲食店トイレで、同窓生の女性2人を盗撮した疑い。

 警視庁によると、女性警察官が気付いて発覚。その後の捜査で、同窓会で松本市を訪れた際の盗撮動画がスマホから見つかった。巡査部長は「知人の普段見られない姿が見たかった」と供述。大学時代からやっていたとも話しており、ほかにも動画が保存されていたという。

 警視庁の滝沢幹滋警務部参事官は「再発防止に努める」としている。