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民間企業最長の40年社債 JR西日本が発行へ
2月19日 21時26分

日銀によるマイナス金利の導入で歴史的な低金利となっているなか、JR西日本は資金の調達コストが抑えられるとして、民間企業としては最も長い償還期限が40年の社債を発行すると発表しました。
発表によりますと、JR西日本は、40年後の平成68年2月が償還期限となる総額100億円の社債を今月26日に発行します。社債の利回りは年1.575%となります。
償還期限が40年の社債は、国内で公募される民間企業の普通社債としては、これまでで最も長いということです。
社債は一般的に、償還までの期間が長くなるほど利回りが高くなって資金の調達コストがかかりますが、日銀によるマイナス金利の導入などで歴史的な低金利となっているため、JR西日本としては40年の社債を発行しても採算が合うと判断したということです。
JR西日本は、この社債の発行によって調達する資金を借入金の返済や鉄道の安全対策、それに車両の更新などに充てるとしています。
今後、ほかの企業でも長期の社債を発行する動きが広がるか注目されます。

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