国会中に育児休暇をよこせとか言っていたイクメン議員は議場で一礼して去りました(笑)まさに栄枯盛衰、諸行無常の響きあり。まぁ自己責任ということで、以上。
最近巷で僕(サキ)と彼KENさんを二人合わせてケンサキ、イカコンビと扱う人がいるのでちょっと困っています。笑 くコ:彡 ←イカ
そう、育児というのは直接子供の面倒をみること以外にも給料を稼ぐことも間接的な育児と言っていいと思う。そう思うとKENさんのタイトルの通り。
しかし。僕はそもそもこの「イクメン」という言葉が嫌い。
Twitterのプロフィールに「僕はイクメンです」とか書いてる人見るとトリハダが立つ(笑)日頃どんだけ家事やったってんねんと思う(-.-) https://t.co/eKU6mRGSyI
— Saki☆はぐれはてなー (@nubatamanon) 2016, 2月 18
ちょっと子育てに積極的に参加しただけで「僕イクメン」とか胸はって言うのがすでに気持ち悪い。育児は奥さんの仕事ではない。夫婦で子育てをしているのなら夫婦で一緒に子育てはして当然、どっちがたくさんやる、とかの問題ではない。
だからKENさんの言うように外で給料を得るために一生懸命仕事をしている事も育児の中に含まれていいと思うし、実際に家で子供の面倒をみている奥さんもよく頑張ってると思う。
仕事から帰ってきて普通に子どもとお風呂に入ったり、「あーオムツがなんか臭うぞ」と言いながら普通にオムツを替えたりするお父さんは自分のことをわざわざ「イクメン」とか名乗らない。普通にお父さんだから。「俺がしてやってる」感を持っていない。
「おれ、イクメン」と名乗っちゃうような人は「育児を手伝ってやってる感」を持ちすぎる。本来は奥さんがやって当たり前のことを俺がわざわざ手伝ってやってると思うから「俺イクメン」と名乗りたくなるんじゃない?近所のおばちゃんとかに言われるのはいいと思いますよ?「まぁ~お散歩?いいわねぇ~イクメンね!お父さん」なんて言われたらフフフと爽やかに笑うのは許されるだろう。
なんかそういう「俺イクメン」には「育児を頑張ってる俺をもっと評価してほしい」とか「育児をするカッコいい旦那さんアピールをして心理的報酬をもらってもいいじゃないか」という嫌なオーラが漂ってる気がして仕方が無い。
離乳食を始める前の便は豆っぽい匂いしかしないのに、離乳食を始めたとたんに匂いもだんだんそれっぽくなってくるし、抱っこして寝かせていてやっと寝たと思って布団の上においた瞬間に手がビクッ!となってしまい大泣きしてしまってああ残念とか、つかまり立ちを始めたとかうちの子はハイハイが異常に早いのはもしかしたら足腰の鍛え方が尋常ではなく、とんでもない陸上選手になってしまうような予感がしたり、2歳になったのに全然髪の毛が生えないんだけどもしかしたら祖父に似て髪の毛が薄いんじゃないかとか夜泣きがもしかしたらこのまま朝まで続いたらどうしようとか、朝5時までゲームして遊んでてさあ寝ようと思ったら子供がぱっちり目を覚ましてしまい寝かせてくれなくて一晩徹夜するはめになったとか、本当に子育てというのはいいことも悪いことも楽しいことも辛いこともいっぱいあってめっちゃ大変なことなんですよ!わかったか!「俺イクメン」とか名乗るのはこういうことを全部さらりとやってから言えわかったな?(はーちょっとすっきりした)
ちょっとオムツを替えてやったとか風呂に入れてやったとか、ちょっと面倒を見てやったことを恩着せがましく「育児に参加したったから俺イクメン」と偉そうに言うな。
昔ね。とある震災の時にたくさんのボランティアの人が参加しました。ボランティアの業務分担で一番人気が出たのは「配給物を直接被災者に渡す仕事」。もっともボランティアとして役に立っている感を味わえるから。でも逆にやりたくない仕事は裏方で重い荷物を積んだり下ろしたりの肉体労働、ボランティアスタッフのスケジュール調整や資材の調達などの被災者に直接関わらない仕事。
ボランティアといえど心理的報酬のようなものを意識してしまうのが人間というもの。でも思っても口に出さず、自分に出来ることを精一杯やるのもまた人間だと思うんですよ。育児もそう、お互いをなるべくフォローしあえるように「俺ばっかり、私ばっかり」とか言わず相談しながら育児をしたらいいと思う。「育児を楽しむ」なんて甘い言葉はかけられないけど(笑)しんどいもん。
今は亡き松田道雄先生の育児の百科。廃版になってしまったのが悲しい。数多ある育児本を差し置いて僕はこの本1冊にフォローしてもらった。今育児について悩むところがあるのなら松田道雄先生の本をオススメしたい。
という記事も書いてたりします(笑)