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熊本愛華のひとりごと

幼い段階で自走できる人を増やす仕組みを創り後世に残したい

日本マイクロソフトに転職して2週間半。新入社員が確実にできることとは。固定観念からの脱却、新たな風を吹き込むこと

入社以来本当に学びが多い毎日で感謝で胸がいっぱいだ。会社からいただいてばかりいるわたしでも、会社に対していますぐにでもできることがあるはずで。世間でもよく言われることだが、新入社員が既存社員よりも唯一確実にできることは、社内に新たな息吹をもたらすことだ。

特に、わたしのような社内で異色な存在ができることは、固定観念化されているそもそもの前提を違う視点から捉えてみることであったり、これまでと異なる方法でも成果が出そうならとりあえずやってみるを繰り返し行うなかで、Growth Mindsetするお力添えをすることだと考えている。

では、いますぐにはじめられるきっかけづくりの第一歩とは。こちらはわたしの場合の話になるが、これまでの情報発信で培ってきた独自の発見を社員に共有することが、社員の情報発信の手助けとなり、その仕組みの連鎖や拡大によって、最終的にはMicrosoftのミッション「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」を実現していきたいと考えていて。先日記事をバズらせていた同僚のひとりをきっかけにその仕組み化の第一歩を踏み出せたことで、微力ながら会社に貢献できたことを心から嬉しく想う。

そして、実際になにをしたか。同僚に対して記事を書く上で大切にしていること(工夫よりもそもそもの考え方)を共有した。たったそれだけなので、わたし自身がすごいとは欠片も想わない。ただ、同僚の能力を惹き出せたことに関しては本当に光栄だな、と。

さて。こちらの記事を目にした人は多かと。週刊はてぶランキングで間違いなくTOP5には入るレベルだ。先日、同僚で米MicrosoftのTechnical Evangelist 牛尾 剛さんの記事がSmartNewsやGunosyなどの外部メディアに掲載されるほどにバズった。

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彼の素敵なところは、圧倒的な向上心と素直さ/相手への尊敬の念の強さ、行動力で。素朴な疑問を「気軽に聞」き、相手の意見を素直に受け入れ、それを半端ない熱意で吸収し、短期間で行動に移す。こういったところが世界的人財としての肝だったりするのかなって。

2週間前の入社初日「どうやったら記事バズるの?」と初対面の一言目に質問してくださったことが印象的で。(わたしはわたしの方法しかわからないので)まず、エンジニアと親和性が高そうなはてなブログを作って/既にもっているなら活用して、これまで書いていたメディアと比較したり、そもそもの書き方を工夫してみて(いろいろ話したけど省略)って話をした翌週にはこのバズり様で(笑)

個人的には、彼の魅力的な考えや想いが、多くの人々の心に届くことによって、人々のなかで無意識に強くなっている固定観念が少しでも弱まり、自分自身や他人を認めあえる人が増えると嬉しいな、と考えている。

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最後に。この3週間でもうひとつ大きな学びがあって。コミュニケーションとは、をつねに考えていて。「人は見た目が9割」の著書にもあるが、相手になにかを伝えたいときの影響力として、身だしなみ/仕草/顔の表情/声などが93%を占め、話している内容はたったの7%でしかない。だから、自分の伝えたいことを相手に伝え話を進めるためには、前者を改善する方が圧倒的に効率的だ、ということで。ということで、まずはわかりやすく改善できる方法として黒髪にしてみたよ。

※本ブログは、個人の意見であり所属会社とは関係がありません。