ニュース詳細
教科書採択関わる立場116人
02月18日 20時25分
7005970001_20160219084750.mp4
教科書会社が教員などに検定途中の教科書を閲覧させるなどしていた問題で、道内で閲覧していた500人あまりのうち、116人の教員が教科書の採択に関わる立場だったことがわかり、道教育委員会は教科書の採択に影響がなかったかさらに詳しく調べることにしています。
この問題は教科書会社12社が、外部に見せることが禁じられている検定途中の教科書を教員などに閲覧させたり現金を渡したりしていたもので、文部科学省によりますと、道内では529人が閲覧していたということです。
道教育委員会が調べたところ、529人のうち116人が教科書の特徴をまとめる調査員を担当していて、教科書の採択に関わる立場だったということです。
また116人のうちの13人が閲覧した教科書は翌年度に採択され、教科書が変更されていたということです。
道教育委員会は閲覧した本人から聞き取りなどを行い、教科書の採択に影響がなかったかさらに詳しく調べることにしています。
北海道のニュース
新着ニュース