教科書会社が、検定中の教科書を教員らに見せていた問題で、道教委の調査の結果、道内ではのべ529人が関わっていたことが明らかになりました。
道教委の調査は教科書会社の自己点検の結果を基に行われました。その結果、検定中の教科書を教職員らに見せた出版社は、新たにわかった啓林館など4社です。実際に見た教職員は、のべ529人であることがわかりました。そのうち500人には、5千円から2万円の謝礼が渡り122人は、公平に教科書を選ぶための「調査員」であることもわかりました。実際に、調査員のいる13の地区で、関わった会社の教科書が選ばれていて、道教委は今後聞き取り調査を行い全体の処分について精査するとしています。