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オポッサムの赤ちゃんを子育て中の母親が犬に襲われて死亡した。だがその赤ちゃんたちの母親代わりをかってでたのは別の犬だった。
ブラジル、リオデジャネイロに住む動物学者のステファニー・マルドナドさんのおじさんの飼い犬がオポッサムの母親を殺してしまった。マルドナドさんは直ぐさま赤ちゃんたちを保護し、信頼できる野生動物保護団体へと持っていったが、受け入れるスペースがないと断られてしまう。
責任を感じた姪っ子のマルドナドさんは子供たちが自力で生きることができるようになるまで自分で育てることに。生まれて間もないオポッサムの面倒を見るのはとても大変な仕事である。そんな彼女にとって代わってオポッサムの赤ちゃんの代理母をかってでたのは彼女の飼い犬、デルマ・ゴンサルベスだった。
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Dog Gives Opossums A Ride!
オポッサムの子どもなど育てたことがないマルドナドさん。つきっきりで様子を観察し、二時間おきの授乳したりと、その子育ては困難を極めた。ちゃんと育てることができるのかしら?不安がよぎるマルドナドさん。
だがそんなマルドナドさんに心強い助っ人が現れた。飼い犬のデルマが率先して母親役をかってでたのだ。自らの懐に子供たちを抱き、まるで自分の子どものように愛情深くお世話をしはじめたのだ。
デルマのぬくもりがお母さんのようだったのだろう。オポッサムたちもデルマの懐に包まれスヤスヤと眠りスクスクと育っていった。
自分で動くことができるようになったオポッサムズ。今では完全にデルマをお母さんだと思い込みペトリと背中に張り付いて一緒にお散歩に行くという。
オポッサムの子どもたちはお母さんの背中にぺっとりと張り付いて移動する。
お母さん代わりのデルマもほらね。このとおり
母親の種は違えど、母親の愛情は変わらない
ちょっと短毛なお母さんだけど、オポッサムズは必死にしがみつく。デルマもそんな子供たちを振り落としたりせずに、一緒にお散歩を楽しむという。
オポッサムズが自力で餌をとることができるようになったら、マルドナドさんは野生に帰す予定だという。それまではデルマお母さんに守られながら、オポッサムズは今日も元気に背中によじのぼるよ。
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コメント
1. 匿名処理班
母親の顔しとる
2. 匿名処理班
毛抜けそうwww
3. 匿名処理班
母親の愛情って偉大
4. 匿名処理班
やさC
5. 匿名処理班
「今度の母ちゃん積載量すげえ!」
6. 匿名処理班
鬱陶しそうにするのかと思ったら、すっかり慣れてて笑った。
7. 匿名処理班
野生には帰りそうもないぞ
8. 匿名処理班
お尻のとこに張り付いている子をもうちょっと背中の方にだな・・・。
お母さんが排泄してるときにヒヤヒヤする。
う○ち付いちゃうよ。
9. 匿名処理班
背中にひっついているのかわいい〜
母性のある犬って素敵や
10. 匿名処理班
別の生物と間違われる可能性
異種の育ての親話はいつも素敵だなぁ
11. 匿名処理班
尾っぽ寒
12. 匿名処理班
この犬の表情にグッときた。
愛情深きものの顔は、こんなにも美しいのだ。
13. 匿名処理班
オーストラリア固有の有袋類だよね。そもそもブラジルに居ますか?
14. 匿名処理班
将来野生に帰っても犬に育てられたからまた犬に警戒無しに近づいて実母の様に殺られてしまうんじゃ…という不安はあるが、優しいデルマお母さんの元で今は健やかに育ってほしい
15.
16. 匿名処理班
デルマさん、雨が降ったら、ブルブルっとするのをどこまで我慢できるでしょうか