Lang-8、IT業界のビジネスパーソンをターゲットにした英語学習サービス「HiNative Trek」をリリース


株式会社Lang-8は本日、IT業界のビジネスパーソンをターゲットにした、本当に上達する英語学習サービス「HiNative Trek」をリリースしました。

IT業界のビジネスパーソンをターゲットにした、「HiNative Trek」

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HiNative Trekは、IT・スタートアップに関連する英語を1日1つの課題を解いて、学習していくサービスです。運営から1日1題、問題が出題され、その問題に回答するとネイティブが回答してくれます。テスト版で実際に出題されていたのは以下のようなもの。日本語は英語を投稿(音声も)、英語の質問には英語で回答を投稿するようになっています。

  • 市場規模はどれくらいありますか?
  • 御社のプロダクトはとても興味深いです。ぜひまた後で、詳しくお話を伺いたいです。
  • それでは、私たちのビジネスプランについて話したいと思います。
  • CPAは1,500円とLTVは4,000円です。
  • Tell me more about what your company does.
  • What are the major product milestones?

「それでは、私たちのビジネスプランについて話したいと思います」の投稿と回答のイメージ(テスト版より)

HiNative

「CPAは1,500円とLTVは4,000円です。」の投稿と回答のイメージ(テスト版より)

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上記のような形で、投稿した瞬間にSample Answer botが回答例を出してくれます。その後ネイティブの先生が、添削とフィードバックを返してくれるようになっています。質問に自分で考えてアウトプットするという流れが自然にできるようになっています。場所や時間も選ばないので、毎日学習することも可能ですしある程度溜めたものを一気に回答することも可能です。

気楽にアウトプットの学習ができ、botですぐに回答が来るのと、ネイティブの先生が添削してくれるのが嬉しく感じます。ネイティブのコーチとのマンツーマンでのチャットなので、他の人に投稿や音声を見られる心配もなく、他人に知られることなく学習が可能です。

サービス説明動画

HiNative Trekの操作方法動画

 

IT業界に特化した英語学習サービス「HiNative trek」の開発背景とは(Lang-8代表インタビュー)

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Lang-8代表取締役CEO 喜 洋洋 氏

ーーHiNative trekの特徴について教えてください
サービスの特徴は3つあります。
一つが、IT・スタートアップ英語に特化している点。実際のITやスタートアップの分野で使えるような表現や質問に特化しています。
二つ目は、非同期のサービスなので、予約などは不要で、都合の良いタイミングにいつでも学習することができます。例えば電車で英作文だけ投稿して、自宅に帰ってから音声を投稿するといったことも可能です。
三つ目は、課題を貯められるという点です。オンライン英会話のサービスなどはレッスン枠を翌日に繰り越すことはできませんが、このサービスでは課題を貯めておけるので、例えば時間の出来た週末に一気に学習するといったことも可能です。

 

ーーなぜこのサービスを開発したのか(リリースの背景)

アウトプットしないから英語が出来るようにならないというのは、Lang-8を始めたときから一貫して考えていることです。

プログラミングなども一緒だと思うのですが、ただアウトプットすればいいというわけではなくて、自分が話したいと思うことを、一度なんて言えばいいか考えて、そこからアウトプットして、修正する。その積み重ねが語学力につながっていくと考えています。実際にLang-8で一生懸命学習しているユーザーの方はものすごく英語力が伸びています。学習の仕方としては、間違っていないと思うのですが、Lang-8ではリーチできない層がいることもわかりました。

スマホでの学習しやすさと、本当に英語力が身につくという点に徹底的にこだわって、HiNative trekは開発を行っています。

ーー利用料金は、月9,800円と設定されています。オンライン英会話や英語学習アプリと比較すると高額ですが、どういった理由があってその金額設定にしたのですか

コスト構造上ネイティブのコーチに回答を行っていただくことにしているためやむを得ない部分もありますが、実際にこのサービスで学習を継続してもらえれば、英語力は伸びるという自信があるからです。その価値と月額9,800円という価値を比べていただければ決して高額ではないと考えています。なかなか英語が出来るようにならない状態から抜け出したい方には本当にオススメできますし、そのくらい本気度のある方に是非利用していただきたいです。

ーー1日1問の出題というと少ないようにも感じますが

1日だけを考えると確かにそうかもしれませんが、継続を前提に考えると決して少なくはありません。例えば1週間課題を貯めてしまうと、結構なボリュームになります。出題でも英作文・音声での回答など、様々な形でアウトプットをする必要がありますので、語学力は確実に積み上がっていきます。

ーー今後のサービスはどのようにしていきたいとお考えですか

ユーザーの希望によってコースが選べるといったものは追加していきたいと考えています。一定期間学習すると一周できて、そこであるレベルの英語力が身についているといったものにしたいですね。日本での展開だけでなく、ゆくゆくは中国や韓国などの東アジアへも進出していきたいです。

HiNative Trek:https://trek.hinative.com

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Takehiko SakumaEdTech Media 編集長

投稿者プロフィール

「EdTech Media」の編集長。07年リクルートに新卒入社。求人・販促メディアの営業、商品企画、事業企画に従事。その後、オンライン教育サービスの立ち上げ、事業開発に携わる。2015年6月同社を退社。株式会社ファンオブライフを創業。

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