最近「許す」というチュエーションが幾つか現れて、
改めて考えてみた。
誰でも社会的弱者に対しては、怒りと言う感情は湧かない。
お年寄りに電車で席を譲る。子供のいたずらは大目に見てあげる。
車いすの方、目の不自由な方に道を譲る。
誰でも自分より弱い立場にいる人たちに対して、
思いやりや、慈しむという感情を人は持っている。
会社では、新卒の社員に対しては優しく見守っている。
しかし、中途採用などで自分の位置を脅かす人に対しては、
一挙手一投足、気になってピリピリしたりする。
距離間のある人はどうだろうか。
遠い外国で起こった殺人行為は怖さは感じても、
殺人者を許せない、という感情までは持たない。
しかし家族を殺されたりしたら、
一生、その人を許すことはできないだろう。
地位の高い人ではどうだろうか。
日本人の象徴と言われる天皇陛下。
全ての人たちに思いやりや慈しみを持って接せられている。
私の伯父様に男爵の方がいる。
誰にも分け隔てなくお声掛けをし、尊敬する素晴らしい方だ。
彼から、怒りという感情を感じた事が無い。
では、「許せない」ということはどういう事なのだろうか。
きっと、自分自身の心の垢の様なものなのだろう。
自分の想定していた以上に損をしてしまうこと。
お金、時間、地位、迷惑行為、ハラスメント、違反、裏切り。
私も、もちろん許せていないことがある。
今でも許せない行為もあれば、2度と顔を合わせようと思わない人もいる。
でも、できたら許せないという感情を全て水に流したい。
とすると、私の心の中のトラウマを探したくなった。
要は、自分の中に「許せない」と判定する基準がある。
その基準となるものは、おそらく幼少から若年の頃なのだと。
親父か。母か、姉か、中学時代の先輩か。
色々と回想しながら、その時の許せない気持ちを整理して、
今更ではあるけれど、許してあげようと思う。
そうすれば、許せないと判定する基準に変化が生じるはずだ。
◎もう、いいじゃん。許してあげよう。
上から目線とか、強者から弱者などと穿った、偏った見方ではなく、
私がその行為や人を許せないと思うことから解放してもらうために。
自分自身の心の安らぎのために、許してあげたいと思う。
そして新基準で許せる男になりたい。
秋の夜長に、そんな思いに耽った。
改めて考えてみた。
誰でも社会的弱者に対しては、怒りと言う感情は湧かない。
お年寄りに電車で席を譲る。子供のいたずらは大目に見てあげる。
車いすの方、目の不自由な方に道を譲る。
誰でも自分より弱い立場にいる人たちに対して、
思いやりや、慈しむという感情を人は持っている。
会社では、新卒の社員に対しては優しく見守っている。
しかし、中途採用などで自分の位置を脅かす人に対しては、
一挙手一投足、気になってピリピリしたりする。
距離間のある人はどうだろうか。
遠い外国で起こった殺人行為は怖さは感じても、
殺人者を許せない、という感情までは持たない。
しかし家族を殺されたりしたら、
一生、その人を許すことはできないだろう。
地位の高い人ではどうだろうか。
日本人の象徴と言われる天皇陛下。
全ての人たちに思いやりや慈しみを持って接せられている。
私の伯父様に男爵の方がいる。
誰にも分け隔てなくお声掛けをし、尊敬する素晴らしい方だ。
彼から、怒りという感情を感じた事が無い。
では、「許せない」ということはどういう事なのだろうか。
きっと、自分自身の心の垢の様なものなのだろう。
自分の想定していた以上に損をしてしまうこと。
お金、時間、地位、迷惑行為、ハラスメント、違反、裏切り。
私も、もちろん許せていないことがある。
今でも許せない行為もあれば、2度と顔を合わせようと思わない人もいる。
でも、できたら許せないという感情を全て水に流したい。
とすると、私の心の中のトラウマを探したくなった。
要は、自分の中に「許せない」と判定する基準がある。
その基準となるものは、おそらく幼少から若年の頃なのだと。
親父か。母か、姉か、中学時代の先輩か。
色々と回想しながら、その時の許せない気持ちを整理して、
今更ではあるけれど、許してあげようと思う。
そうすれば、許せないと判定する基準に変化が生じるはずだ。
◎もう、いいじゃん。許してあげよう。
上から目線とか、強者から弱者などと穿った、偏った見方ではなく、
私がその行為や人を許せないと思うことから解放してもらうために。
自分自身の心の安らぎのために、許してあげたいと思う。
そして新基準で許せる男になりたい。
秋の夜長に、そんな思いに耽った。
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