2016年2月19日01時16分
2020年東京五輪の追加競技として採用が有力な野球・ソフトボールについて、福島市の小林香市長は18日、遠藤利明五輪担当相と面会し、競技実施が決定した場合は、福島市内で五輪の1次リーグを実施してほしいと要望した。
要望書によると、福島市はプロ野球公式戦の開催実績がある県営あづま球場や、市営信夫ケ丘球場などを活用する方針。小林市長は「東日本大震災の復興に全力で取り組む福島市が勇気づけられ、全世界に復興を発信できるまたとない機会」と説明。遠藤五輪相は「私もぜひ被災地で、何らかの開催をと大会組織委員会の森(喜朗)会長にお願いしている」としながらも、「最終的には国際オリンピック委員会(IOC)と組織委員会が決める」と答えるにとどめた。
追加競技は昨年9月、野球・ソフトボール、空手などの5競技の実施を大会組織委員会がIOCに提案。今年8月のIOC総会で競技の採否が決定する。
福島県内からは、いわき市も野球・ソフトボールの開催地に名乗りを上げているほか、同県郡山市も追加競技の誘致に動いている。
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