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高浜原発1・2号機 新基準審査に事実上合格へ
2月19日 4時29分

高浜原発1・2号機 新基準審査に事実上合格へ
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運転開始から40年がたつ福井県の高浜原子力発電所1号機と2号機について、原子力規制委員会は、再稼働に必要な新基準の審査に事実上合格したことを示す審査書の案を今月24日の会合で取りまとめる見通しとなりました。40年を超えて運転期間の延長を目指す原発で審査書の案が取りまとめられるのは初めてで、再稼働に向けて前進することになります。
高浜原発1号機と2号機は運転開始から40年がたち、原則40年の運転期間を超えて動かすには、原子力規制委員会の3つの審査にことし7月7日までに合格する必要があります。
このうち、安全対策が新しい規制基準に適合しているかを見る最も重要な審査で、原子力規制委員会は、関西電力が委員会の指摘を踏まえて修正した対策を妥当だとして、今月24日に開く会合で、事実上審査に合格したことを示す審査書の案を取りまとめる見通しとなりました。40年を超えて運転期間の延長を目指す原発で、審査書案が取りまとめられるのは初めてです。
7月の期限までに、耐震などに関わる設備の詳しい設計や、劣化状況など、残りの審査に合格する必要がありますが、難関だった新基準への合格のめどが立ったことで、再稼働に向けて前進することになります。

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