来週原子力潜水艦を韓国へ派遣 北朝鮮に圧力=米軍

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の4回目の核実験と長距離ミサイル発射への対抗措置として米国が来週原子力潜水艦「ノースカロライナ」を韓国に派遣し、強力な武力示威に出るもようだ。韓国軍関係者が11日、伝えた。

 米国は来月から韓国と実施予定の合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」に原子力空母「ジョン・C・ステニス」を派遣する予定で、主要戦略兵器を相次いで韓国に投入し北朝鮮への軍事的圧力の度合いを強めるとみられる。

 2007年5月に就役したノースカロライナはバージニア級原子力潜水艦で排水量は7800トン。全長115メートル、乗組員数は約130人だ。

 トマホーク巡航ミサイルや533ミリの魚雷を搭載している。最大速度は時速46キロで潜航能力に優れ、作戦半径は事実上無制限だ。

 また、ジョン・C・ステニスは排水量10万3000トン、全長333メートル。最高速度は時速56キロで乗組員数は6500人に達する。ホーネット戦闘攻撃機やプラウラー電子作戦機などを搭載している。

 また、北朝鮮の4回目の核実験から4日後の先月10日、B52戦略爆撃機を韓国へ派遣した米軍は、ステルス爆撃機B2とステルス戦闘機F22も朝鮮半島に展開させる方向で検討しているとされる。

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