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3月から使う煮沸釜を磨く岡田陽士オーナー=神戸市兵庫区水木通1
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3月から使う煮沸釜を磨く岡田陽士オーナー=神戸市兵庫区水木通1

 神戸市兵庫区水木通1のビアバー「神戸湊ビール」に、このほど、ビール製造の煮沸釜がお目見えした。3月から製造を始め、4月にはできたてビールがその場で味わえる。「製造工程も楽しんで」と話す。

 同店は独自ブランド「ハーバービア神戸 ゴールデンエール」を、市内の飲食店などへ提供している。かんきつ系の華やかなホップの香りと深いコクが特長という。

 オーナーの岡田陽士さん(44)が「神戸でビールを造りたい」と、酒造免許の取得準備を進めている。煮沸や冷却、ろ過など、ガラス越しに全工程が見ることができる設備を店内に設けた。

 「ゴールデンエール」を含め、麦芽とホップの違う3種類のビールを提供。岡田さんは「炊いたばかりの麦汁は、ほのかに甘く香ばしい。ぜひできたてを味わってほしい」としている。(貝原加奈)

  
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