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最終更新:2016年2月18日(木) 22時6分

自民党議員が「言論統制か」とやじ

自民党議員が「言論統制か」とやじ

 安倍内閣の大臣や自民党議員から問題発言が相次ぐなか、今度は自民党の長坂康正議員が国会の委員会で飛ばしたやじについて、陳謝し、撤回しました。

 「不用意な発言でありましたから、おわび申し上げたいと思いますし、撤回します」(自民党 長坂康正議員)

 自民党の長坂議員は、18日の衆議院予算委員会で、民主党が自民党の丸山和也参議院議員が「奴隷」という言葉を使い、アメリカのオバマ大統領に対する人種差別ととられかねない発言をした問題を追及していた際、「言論統制ですか」と、やじを飛ばしました。

 これを受け、民主党の理事が委員長席に詰め寄り、「奴隷なんて言ったらダメに決まっている。やじでも言っていいことと悪いことがある」などと激しく抗議し、紛糾しました。

 委員会終了後、長坂議員は自民党幹部に呼ばれて、「予算審議の大事な時だから」と注意され、記者団に対し、自らのやじについて陳謝し、撤回する考えを示すととともに、「不用意な発言をしたことは申し訳ない。今後しっかり自重して審議に参加したい」と述べました。(18日18:13)

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