一番乗りは3月21日、東京・靖国神社
「ウェザーニューズ」が発表
気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は18日、今春の全国約700地点の桜(ヨメイヨシノ)の開花予想を発表した。暖冬傾向により北・東日本は全般に平年より早めで、東京・靖国神社では全国で最も早い3月21日開花と予想。一方、同じ暖冬傾向の西日本では、寒い日が少なかった影響で、平年並みかやや遅めになりそうだという。
東日本ではこれまでの暖冬傾向に加え、3月まで気温が平年並みか高めで推移する可能性が高く、開花が早まる見込み。これに対し西日本では、花の芽が寒気にさらされることで目覚めて開花の準備を始める「休眠打破」が不十分で、開花が遅めになるという。
東京の開花が全国で最も早くなるのは2008年以来8年ぶり。靖国神社の3月21日は平年より3日早く、続く22日には、横浜市の三渓園(平年より4日早い)、福岡市の西公園(同1日遅い)で開花が予想されている。【柳澤一男】