騒動の張本人が語る「鳩山首相なりすまし」の顚末

騒動の張本人が語る「鳩山首相なりすまし」の顚末

 なりすましの中でも特に話題を呼んだのが、鳩山由紀夫首相(当時)の騒動だ。その張本人である「非モテタイムズ」編集長のめがねおう氏に、当時の話を伺った。

「ちょうど鳩山さんがツイッターを始めると宣言して、IT業界が盛り上がっている時期でした。ツイッターに箔をつけて、立派なものに仕立てようとする空気が何だか嫌で、面白いイタズラをしてやろうと思ったんです」

 いかにも鳩山首相らしい「nihonwokaeyou」というアカウント名も相まって、その登場は大きな話題になった。

「フォロワーはすぐに1万人を超えて、有名人では広瀬香美さんや片山さつきさんからメッセージをもらいました(笑)。ツイッタースラングの『なう』を、わざと『NOW』と英語で書いたら、ちょっとした流行にもなりましたね」

 しかし、なりすまし発覚で2日後にはアカウントが強制停止に。自身のブログに謝罪文を発表するも、当然批判が集中した。

「『日本人として恥ずかしい』とか『こいつもマスゴミか』とか『下らないことすんな』とかいろんなタイプの批判を受けましたね。一番ツラかったのは、『首相にフォローされるなんて……我が家に久しぶりに春が来ました。しばらく楽しく過ごせそうです』という、アカウント停止前に一般の方からもらった感謝のメッセージ。そのときは本当に悪いことをしたな……と思いました」

 現在、めがねおう氏はネットニュースサイトを運営しているが、「あの炎上から学ぶことは多かった」と感じているという。

「ネットで何か発言をして話題になるということは、『軽い炎上の中心にいる』ことなんですよね。特にツイッターは事件や騒動が広まる速度が圧倒的に速いし、上手に利用すれば宣伝に利用することもできる。ぼくはあの騒動で『叩かれても死なない』ことがわかったし、批判の程度を想定しながら発言できるようになりました」

 では、一般のツイッター利用者が騒動や事件に巻き込まれないためのアドバイスは?

「間違ったことをして批判を受けたら、とにかくすぐ謝ること。まあ一番安全なのは『何もつぶやかないこと』ですけどね(笑)」

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フォロワーが1万人を超えたニセ鳩山のアカウント。現在は閲覧できなくなっている

めがねおう氏
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ソーシャルメディアプランナー、恋愛系ニュースサイト「非モテタイムズ」編集長。’09年末にツイッター上で鳩山由紀夫首相になりすまし、物議を醸した

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