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国公立大学の志願倍率 去年と同じ4.7倍
2月18日 16時26分

今月25日から始まる国公立大学の2次試験の最終的な志願倍率は、去年と同じ4.7倍で、最近、下がる傾向にあった人文・社会系の学部の倍率が、ことしは去年より0.3ポイント高くなりました。
文部科学省によりますと、独自の日程で試験を行う2つの大学を除く全国の164の国公立大学に願書を提出した受験生は延べ47万1644人で、去年より2902人少なくなりました。
最終的な志願倍率は、国立大学が4.2倍、公立大学が6.4倍で、国公立大学全体では4.7倍と去年と同じでした。
学部別に見ますと、薬学・看護系が5.5倍と最も高く、次いで、医学・歯学系が5.4倍、人文・社会系が4.9倍、農学・水産系が4.5倍、理工系が4.3倍、教員養成系が4倍となっています。
人文・社会系の倍率は、平成22年度以降、下がる傾向にあり、教育内容の見直しを迫られていましたが、ことしは逆に去年より0.3ポイント高くなりました。
大手予備校によりますと、これまでは雇用情勢が厳しく、就職に有利とされる理系の学部が人気でしたが、景気の回復を背景に経済や国際など文系の学部の人気が高まっているということです。
国公立大学の2次試験は、前期日程が今月25日から、後期日程は来月12日から行われます。

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