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ローソク足 -これがわからなきゃ勝てるわけがない!!チャート分析のど定番
ローソク足はバイナリーオプション分析で最も頻繁に使われている手法です。グラフ上にまるでローソクのような情報系が上下に伸びており、時間軸に沿っていくつかのローソクがあります。これらを読み解くことによって現在のトレンドや今後の展開などの予測に役立てます。
■ローソク足は日本の金融取引の基本中の基本!
・ローソク足ってよく耳にするけど?
ローソク足は相場の読み取りにおいては基本のチャートで、長方形のローソクのような形をしています。このローソク足は日本の投資家には特に好まれるチャートで、バイナリーオプションだけでなく、FXはもちろんのこと、株価チャートでも利用されるものになっています。
単純に紹介すれば、1日や1週間というような単位で時間を区切り、そのときの始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)といういわゆる四本値(よんほんね)を形で表したもので、それがローソクのようになっているためにこう呼ばれるようになりました。
最初はちょっと難しいかもしれませんが、分析の基本になるのでぜひとも憶えておいてください。
●白抜きと黒いローソクの意味
ローソク足を見てみると白抜きと塗りつぶし黒(チャートツールの初期設定によっては塗りつぶし青だったりします)の2本があることが分かります。これに上下にひげがついていることで、様々な意味がこの1本のローソクから見いだせるようになっているのです。
まず、先ほども説明しましたが、ローソク足は一定期間の始値と終値、最安値と最高値を表しています。もし終値が始値よりも高い場合には白抜きの長方形になります。この白抜きのローソクを陽線と呼びます。逆に終値が始値よりも安いときは黒く塗りつぶされたローソクになり、それを陰線と呼んでいます。
相場の値動きと陰線と陽線のそれぞれの四本値の関係性を下図に表してみました。
これら四本値を白抜きと塗りつぶし色の2色に分けることで、そこにどういった意味や今後の値動きが予測されるかの情報が詰まっっているのです。
例えば、陰線が続いているときはトレンドとしては上向きであることが期待できますが、ふとしたタイミングで下落傾向に移行する可能性も考えられます。陰線の場合はこの逆のことが言えます。必ずローソク足でのバイナリーオプション分析は色をチェックします。
●ローソク足の種類
さらに、ローソク足は始値から終値までの時間の単位により、月足、週足、日足というものがあります。さらに短い時間単位だと1時間足、30分足、5分足、1分足などもあります。
●ローソク足の形状とその意味、見方は?
ローソク足がどのような形をしているかで今後の相場の行方をある程度占うことが出来ます。以下の一覧表をご覧ください。
形状 | 名称 | 見方と性質 |
---|---|---|
大陽線(陽の丸坊主) | 上昇継続。 | |
大陰線(陰の丸坊主) | 下降継続。 | |
コマ(小陽線) | 高値圏で現れればトレンド転換の可能性大。 | |
コマ(小陰線) | 底値圏で現れればトレンド転換の可能性大。 | |
カラカサ(下影陽線) | 上昇継続。上昇意欲が強い。 | |
カラカサ(下影陰線) | 高値圏での出現で売り転換。 底値圏での出現で買い転換。 |
|
陽の大引け坊主(下影陽線) | 底値圏なら買い時。 | |
陰の寄付き坊主(下影陰線) | 勢いはなく上昇意欲が弱い。 | |
トンカチ(上影陽線) | 高値圏での出現で売り転換。 | |
トンカチ(上影陰線) | 高値圏での出現で売り転換。上影陽線のトンカチより売り圧力は強い。 | |
陽の寄付き坊主(上影陽線) | 上昇意欲が弱い。 | |
陰の大引け坊主(上影陰線) | 高値圏で現れると下落する可能性大。 | |
十字線・基本形(寄引同事線) | トレンド転換。相場の流れが変わる可能性大。 | |
足長同時線(寄引同事線) | 十字線より強いトレンド転換。相場の流れが強めに変化する可能性大。 | |
トンボ(寄引同事線) | 底値圏で現れれば上昇転換。 | |
トウバ・塔婆(寄引同事線) | 高値圏で出現すれば上げ止まり。 それ以外の場面で出現すれば小休止を表す。 |
|
一本線(寄引同事線) | 小休止。 | |
はらみ足 | 安値圏で出現すれば上昇サイン。 高値圏での出現で下落サイン。 高値が前日の高値より安く、かつその日の安値が前日の安値より高い。その日のローソク足が前日ローソク足の長さより短く、すっぽり収まる状態のこと。 |
ローソク部分の形やひげの出方、長さを見ることでトレンドの強さや継続性、トレンド転換など値動きの傾向を予想できます。買い方へのエネルギーが強いのか、売り方へのエネルギーが強いのか、ローソク足のバランスを見ながら取引戦略を立てることができるので、上表の形状は覚えておくことをおすすめします。
戦略で迷いが生じたら原点に戻れ!!長短期足を見るだけでも膨大な相場情報を得られる!!
バイナリーオプションでは比較的短い期間のローソク足を選ぶトレーダーの方も多いと思います。というのもバイナリーオプションはすぐに結果が出る「短期トレンド」が勝負になってくるためあまり長い期間のローソク足を見ても参考にならないという考えを持っている人が多いからです。
しかし、長期的な値動きをしっかりと把握しておくことでより大局観的なトレンドを見極めたり深い予測を立てることができるのも事実。どちらも視野に入れた上で分析を進めていくのがベストです。
白抜きの陽線の場合は始値に対して終値はいつも高い位置になるので、長方形の底辺が始値、上辺が終値になります。陰線のときは長方形の上辺が始値で底辺が終値になります。 始値と終値以外にも値がつきますので、そこからはみ出ている分、つまり高値と安値はひげをローソクの上下に付けて表しています。
というわけで、慣れればこの1本のローソクの色や形を見るだけで、その一定期間内の値動きの情報が一目でわかるようになります。例えば、陽線においてローソク部分が長ければかなりの勢いで値が上昇したと判断されますし、上のヒゲがとても長い場合は上がったとはいえ、高値からずいぶん押し戻されて終わったと見ることが可能です。
ローソク足で長期トレンドを予測しよう。
・ローソク足は並べればより効果的!?
では、ローソク足はどのように使うのが効果的なのかというと、やはり同じ期間のローソクをずらりと並べることが有効的です。ローソク足は一定期間のトレンドを示すわけですので、例えば5分足であれば5分間の始値と終値、高値安値を見ることができます。これを12個並べれば1時間の中の5分毎の動きが一目で分かるようになります。
並べることで短い期間のものでも長期的なトレンドを視覚的に読み取ることができるので、非常に便利なのです。
・ローソク足は長期の中の一部分を抜き出したものと見るべし!
バイナリーオプションではローソク足は1分足などの短いものを使う機会が多くなります。というのはご存知の通り、勝負は1分から長くても数十分の間に決まってしまうものだからです。
しかし、ここで気をつけなければならないのは、バイナリーオプションも長期予測が必須であることです。短期勝負なのだから短期のトレンドさえわかればいいというものではありません。当然短期間でも値動きは激しく上下しますが、全体的なトレンドというのは長期的に動くものです。バイナリーオプションで取り引きをするその短期の一部分は、それ以前の短期間の繋がりの中にあるのです。判定時間内のトレンドはそれ以前のトレンドから連続しているものなので、バイナリーオプションの取引時間だけを抽出して見ても、分析を誤ってしまう可能性が高いのです。
ですので、トレンドは常に連続するものと考え、短期取引でも長期トレンドは無視してはいけません。
・ローソク足で長期トレンドを見る方法とは?
これは単純にローソク足を並べればいいだけです。慣れが必要ですが、ローソク足は一目でたくさんの情報を視覚的に得られるので、並べるとただの折れ線グラフのようなチャートよりもずっと使いやすいでしょう。
5分足を12個並べれば1時間になります。週足を5個並べれば1か月のトレンドを見られますね。月足なら12個で1年分のトレンドが確認できます。試しに過去の情報を集めてみるといいかもしれません。どんなときにどんな現象が起きたのか、どういったニュースでそれが反転して買い戻しが始まったのか。
ローソク足を並べれば長期トレンドがどんなものだったか、簡単にわかるようになるでしょう。
ローソク足は全ての業者のチャートツールで有効利用かつ応用できる
ローソク足はすべてのバイナリーオプション業者で利用できるものです。日本ではローソク足は基本中の基本です。ですので、どのバイナリー業者が有利かというと、ことローソク足に関してはないと言ってもいいでしょう。
ただ、気をつけたいのはローソク足はあくまでも過ぎたデータをわかりやすく表示したものです。つまりは過去の相場から傾向を導き出す手法になります。従ってローソク足を使って分析をするのはすべての場面において有効とは限りません。
例えば相場が動かない状態ではローソク足は作りようがないですよね。
バイナリーオプションだけでなく為替相場取引の基本は「わからないときは参加しない」ことです。相場に絶対はないので、無理に参加しないことも大切です。これは忘れないようにしましょう。
初心者でもローソク足でできる、簡単で強力な取引手法とは?
■初心者がローソク足で分析をするテクニック大公開!
・ローソク足で長期と短期を同時確認し、直前のトレンドに備える!
バイナリーオプションは数分後の為替相場との勝負になります。最短だと60秒後というのもあるほど、とにかく超短期型の投資ばかりのため、確実に短期的なトレンドを把握しておく必要があります。
しかし、短期間の相場を予測するには長期的なトレンドも押さえておかないと、今後の値動きを分析することは不可能と言ってもいいでしょう。ですので、バイナリーオプションであっても大原則として長期的なトレンドはしっかり見て理解する必要があります。
しかし、現実的には同じ為替相場の動きを追っていても、長期的に見た場合と短期的に見た場合では動き方が違っている場合があります。例えば、1日足のチャートで見た場合には上昇トレンドであるにも関わらず、5分足では下降トレンドが見えてくることもあるのです。
この点はローソク足での分析方法を身につけ、週足や月足で長期的なトレンドを探りながら、30分足や5分足で短期的な動きにも目を向けていきましょう。
ローソク足で誰でもトレンドがわかる、傾向とその把握の仕方
・誰でもローソク足でトレンドを理解できる簡単な手法
ローソク足を使って簡単にトレンドを見る方法があります。それは陰線と陽線がチャート上に何本ずつあるかを数えることです。これは誰が見ても簡単にできることですね。この本数を数えて割合を比較するだけで、相場が上昇トレンドか下降トレンドかを簡単に把握することができるのです。
例えば、取引開始時刻より5時間前までのチャートをチェックしてみましょう。30分足であれば10本が5時間分ですから、10本のローソクを数えるだけです。仮に10本中、陰線が7本、陽線が3本あったとします。この場合は7:3で陰線が多いので、この5時間に限って言えば下降トレンドと判断することができます。もし陰線と陽線の数が逆であれば上昇トレンドというわけです。
ローソク足を利用して五分五分のギャンブルから脱却するべき
バイナリーオプションで実際に取り引きを行っている人ならチケット購入直後にトレンドが反転してしまったという経験はよくあることでしょう。相場はいろいろな事情で動いているので、誰にも正解はわからないのです。トレンド傾向にこれまで一度たりとも絶対があったことはありません。
だからといって、なんの情報も分析もなく運だけを頼りに予想して投資するのは、ただのギャンブルです。バイナリーオプションがギャンブルと呼ばれないのは、トレンドを把握したりなどの分析をすることで的中率が上げられるからです。ローソクの本数を数えるだけで、長期的なトレンドと短期的なトレンドを把握し、もしそのトレンドの傾向が一致していればより説得力のある分析ができ、的中率も上がるわけです。
ですので、30分足、5分足といった短期チャートで予測もしながら、月足、週足も同時に確認して、より分析の精度を上げていきましょう。
ローソク足で注意するべき点
・ヒゲの長さには要注意するべき
短期ローソク足を利用してトレンドを見る場合、必ず注意するべきポイントがあるので、この点はしっかり憶えておいてください。それは、ローソク足チャートに表されるヒゲの長さです。
ご存知のように、ヒゲは1分足であれば1分間の最高値と最安値を線で表現したものです。ヒゲが長いということは短時間で激しくレート価格が上下したまさに“往って来い”の状態ということになります。
例えば、上ヒゲが長い場合は相場が一気に跳ね上がり、直後に押し戻されたと読み取ることができます。逆に下ヒゲが長いときは一気に下落してしまったが、すぐに押し戻され元のレート価格の近くまで戻ったという意味合いになります。
こういったヒゲが現れた場合は分析も慎重に行う必要があります。上ヒゲが長いのは直後から下落、逆に下ヒゲが長いのは直後から高騰するような流れになる場合が多いわけです。というのは、ヒゲの長いローソクが出現するときは売買それぞれの勢いが継続することが多いので、このような動きになりやすいのです。
というわけで、ローソク足の特に短期チャートではヒゲの長さで売買の継続の傾向が比例することが過去のデータからもわかっているので、要注意です。特に超短期のバイナリーオプションではとても重要なサインと思ってください。とにかく、長いヒゲが出てきたときにはじっくり判断するようにしましょう。
・ローソク足のヒゲの長さでトレンド転換も予想できる!?
もうひとつ注意したいのはトレンドの反転もヒゲの長さでわかることです。そもそも、この長いヒゲが現れるのは動いた値に対して反発する注文が入って押し戻されるわけですから、反発する力はヒゲが長いほど強く継続するものなのです。
よって、トレンド自体が転換する兆しとも読み取ることができるのです。上昇トレンドの上ヒゲは天井、逆に下降トレンドの下ヒゲは底値という見方もできるからです。
なので、バイナリーオプションではヒゲの長いローソクはとにかく要注意。過去のトレンド転換時のチャートと見比べて、購入するタイミングを見極めましょう。
ローソク足チャートで勝つための3つのポイント
・大切なのは取引時間、取引回数、最低投資金額
バイナリーオプション取引で勝つためにローソク足を利用するわけですが、そのときに重要な3つのポイントを押さえておきましょう。このポイントを見ることで、より有利な業者を選ぶこともできるでしょう。
そのポイントとは「取引時間」、「取引回数」、「最低投資金額」です。
バイナリーオプションで重要なのはトレンドの傾向が反転する前に判定時間を迎えて収益を得ることです。できるだけ短い時間で取り引きを終わらせられれば、トレンドの反転が起こる前に終了できます。その時間が重要なわけです。
また、短期的な投資方法では短時間で何度も取り引きを繰り返すことで資金の回転を早めることができます。損失を抑えるためにも、何度も取り引きが行える上に1回の投資額が少額で済むとより効率がいいでしょう。
そんな中では、ローソク足チャートが確認でき、最短2分程度のオプションという超短期取引が利用できる業者としてみんなのバイナリーが浮上してきます。入金額も50円からと超少額なので、今回紹介した3つのポイントで収益を出せるのは「バイオプ」なのかと思います。
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